https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/c555c4cd19753cd831eba2f564917c1942d30922
12月12日、ソニーの携帯ゲーム機「プレイステーション・ポータブル(PSP)」は、発売から21周年を迎えました。ソニー初の携帯ゲーム機であり、ニンテンドーDSと競争を繰り広げながらも力及ばず。とはいえ、世界販売台数は約8200万台で、トップクラスの普及を果たしました。
据え置き機PS2に匹敵するといわれるグラフィック性能を備えたPSPが、なぜDSに敗れたのか。そしてPSPで得た一定の成功を、なぜ後継のPS Vitaは活かせず、(現時点では)「ソニー最後の携帯ゲーム機」となってしまったのでしょうか。
ココがポイント
ソニー「PSP」はゲーム、映画、音楽、ネット対戦と俺たちの夢が詰まった携帯ゲーム機だった
出典:ASCII.jp 2024/7/2(火)
「20万台といわれている初回出荷の内、半分を回してもらっても足りないぐらいかもしれない」とSCEIの初期出荷体制を疑問視
出典:ITmedia 2004/12/12(日)
PSP goが日本で発売された日。UMDドライブが存在しない時代を先取りした革新的マシンに誰もが驚かされた
出典:ファミ通.com 2022/11/1(火)
Vitaが失敗した主な理由の一つは、ソニーのリソースがVitaとPlayStationで分割されたことだったという。
出典:Gamereactor JP 2025/1/19(日)
PSPがDSに及ばなかった理由のひとつは、「先端技術にこだわりすぎた」点です。
高性能なGPUは製造が難航し、初期出荷はわずか20万台。さらにUMDドライブは動作音もうるさく、バッテリー消費も激しく、携帯機に不向きでした。後にPSP goでドライブを排除したものの、ダウンロード専用という仕様が時代を先取りしすぎていました。
もうひとつの要因はソフト不足です。初期には決定打となるタイトルが乏しく、『モンスターハンターポータブル』シリーズが登場して本体売上を大きく押し上げましたが、その人気は主に日本限定でした。
一方のDSは、GBA互換による豊富なソフトに加え、タッチ操作で子どもから高齢者まで取り込み、結果的に「モンハン頼み」のPSPを突き放しました。
後継機のPS Vitaがさらに高性能ながら苦戦したのは、有機ELなどを採用した結果、価格が一段と上がったことに加え、その性能を活かすソフトはおろか『モンハン』さえ出なかったためです。
加えてスマートフォンゲームが台頭した時期とも重なり、時代の波に飲み込まれた形でしょう。その意味では、同じ逆風下にあったニンテンドー3DSが生き残ったことのほうが、むしろ驚きかもしれません。
引用元: ・PSP発売から21周年 なぜニンテンドーDSに勝てなかったのか [征夷大将軍★]
それでさらにエミュで色々動かすとなんでも出来て理想のエミュ機になる
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