【軍国主義復活の企みは失敗する】中国共産党幹部、南京大虐殺追悼行事で日本をけん制へ

江蘇省南京市では毎年この日にあわせ追悼行事が行われていて、市内の中心部でも商業施設の大型モニターに「歴史を忘れない」といった言葉が映し出されています。

行事が始まった午前11時には、サイレンが鳴り響き、市民らも一斉に黙とうをささげるなど、街中が厳粛な雰囲気に包まれました。

式典で中国共産党幹部は、旧日本軍の行為を非難したうえで、高市総理の発言をめぐり緊張が続く日本を念頭にけん制しました。

石泰峰・中央政治局委員
「軍国主義を復活させる企みや、戦後の国際秩序への挑戦は、必ず失敗に帰する」

現地の人からは、日本を非難する声もある一方、冷静な受け止めも聞かれました。

南京市民「日本の右翼に言論など慎んでほしい。歴史を認めてほしい」

南京市民「歴史上の日本の罪を理由に、日本との協力を拒むのもよくない」

一方、中国側の対抗措置が緩まる兆しはみえず、きょうを迎えるにあたり、日本大使館などは在留邦人に対し注意を呼び掛けています。https://news.yahoo.co.jp/articles/849fe5d47c6e62d6106449675345416684cb614b