12/8(月) 11:29
世界的に活躍するDJで音楽プロデューサーの沖野修也氏が8日までにX(旧ツイッター)を更新。高市早苗首相が日本のアーティストの海外展開を政府として後押しする考えを示したことに言及した。
高市首相は4日、自身のXで「日本の才能あふれるアーティストの皆様が、より多くの国でライブや交流を実現できるよう、政府は海外展開支援を強化します。アジア、欧州、北米など多様な市場で、日本の音楽が響く未来を創ります」と切り出し、「先般閣議決定した550億円を超える補正予算も活用し、海外売り上げ20兆円を目標に、複数年でのご支援をお約束し、官民連携で強力に後押しします」とした上で、「アーティスト、クリエーターの皆様と連携し、日本の音楽が響き、文化で繋がるグローバルマーケットの獲得を目指します」とポストした。
日本人アーティストの海外ライブをめぐっては、自身の台湾有事をめぐる国会答弁に中国が反発し、浜崎あゆみの上海ライブが前日に中止となったほか、人気アニメ「ONE PIECE(ワン)」の主題歌で知られる歌手大槻マキの上海ライブは、開催中に地元当局の指示で強制的に終了させられ、大きな波紋を呼んだばかり。これらは高市首相の台湾有事をめぐる発言への対抗手段の一環とみられている。
沖野氏は「海外支援の強化はいいけれど、その前に、今回中国公演がキャンセルになったミュージシャンの収入の補償が先ではないですか?ビザの取得費も」と指摘。「自分の失敗の穴埋めに税金を使わないで下さい。自腹で!」と訴えつつ「インボイス制度は?物価高対策は?税収過去最高なのに、防衛費増強の為に増税ですか?」と疑問を投げかけた。
引用元: ・世界的DJ沖野修也、高市早苗首相のアーティスト海外展開支援めぐり疑問「補償が先ではないですか?」 [muffin★]
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