スマートファクトリー化は段階的に開始する。25年度までに現在進めているデータを活用した省人化を強化する。四日市工場(三重県四日市市)で300ミリメートル(12インチ)ウエハーでの生産を始めた05年から進めてきた自動化をより推進する。
25―27年度には装置の予知保全を進める。装置が故障すると生産性が大きく落ちる。故障の兆候を事前に捉え、こうした事態を回避する。
最終的には29年度に、ロボットやドローンで装置をメンテナンスさせたい考えだ。ロボットを活用することで効率性と安全性を高める。人が担ってきたルーティン作業をロボットで置き換え、無人かつ稼働を止めない工場の実現を目指す。また、デジタルツインなどのITを活用することで、四日市工場と北上工場(岩手県北上市)でスマートファクトリー化を連携して進める構想だ。
キオクシアHDは日本唯一のNAND型フラッシュメモリーメーカーで、世界でも有数の半導体工場を運営する。NANDの最重要指標であるコスト競争力を高めるため、これまで自動化を含めた施策を行ってきた。今後進めるスマートファクトリー化により、よりコスト競争力のあるNANDを量産して競合優位性を保つ
12/4(木) 11:20配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/ca8787574235098240e77ec85bcdc2e19b0079bb

引用元: ・「NAND」コスト競争力向上で優位性保つ…日本唯一のNAND型フラッシュメモリーメーカーのキオクシア、工場スマート化計画の全容 [樽悶★]
コメント