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5日、台湾メディア・自由時報は、中国で日本の芸能人による公演中止が相次ぐ中、台湾の行政院長が「われわれは満員の会場で歓迎する」とコメントしたことを報じた。写真はの卓栄泰・台湾行政院長。
2025年12月5日、台湾メディア・自由時報は、中国で日本の芸能人による公演中止が相次ぐ中、台湾の行政院長が「われわれは満員の会場で歓迎する」とコメントしたことを報じた。
記事は、日本の高市早苗首相による「台湾有事論」に対して中国が猛反発し、中国政府の渡航見直し要求により日本で中国人観光客のキャンセルが相次いでいるほか、浜崎あゆみさんや大槻マキさんなど日本人アーティストの中国公演が中止になったと紹介した。
その上で、台湾の卓栄泰(ジュオ・ロンタイ)行政院長が5日、日本台湾交流協会の隅修三会長と会見した際にこの件について触れ、高市首相の台湾海峡の安定と平和に関する発言は「正義と平和を代表している」とし、「高圧的な状況下で堅持し続けていることに非常に感謝する」と謝意を示すとともに、「近ごろ台湾では多くの人が旅行先を日本に変更している。そして、台湾は日本のアイドル、歌手、パフォーマンスグループの公演を歓迎する。われわれはきっと満員の会場で歓迎するだろう」と語ったことを伝えた。
記事によると、卓院長は、頼清徳(ライ・チンダー)総統が近ごろ防衛のレジリエンス強化などに関する特別条例の草案や特別予算を含めた多くの重要な講話を発表したことを明かし、「真の平和のためには真の実力が必要であり、平和があって初めて『有事なし』が保証される。台湾の無事、日本の無事、世界の平安を心から願っている」と述べた。
一方、隅会長は今回の日台経済貿易会議で「デジタル貿易協定」「地方税関協力覚書」という2つの文書に署名が行われたことを報告した上で「日台関係をさらに上の段階に進め、日台協力を前進させる機会が必ずある」と強調したと記事は伝えている。(編集・翻訳/川尻)
引用元: ・日本の芸能人が中国でボイコットに遭う、台湾行政院長「われわれは大歓迎」―台湾メディア [582792952]

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