https://news.kobekeizai.jp/blog-entry-21114.html
https://youtu.be/U943uvTzsww
川崎重工業は3日に東京都内で開幕した「国際ロボット展2025」で、ヒト型ロボットの最新型である「Kaleido(カレイド)」の第9世代モデル(バージョン9)を初披露した。外部の変動や雑音(ノイズ)・不確実性があっても安定的に歩行できる「ロバスト性能」が向上。空間を認識するセンサーを新たに搭載したことで、人間による指示がないときでも自律移動できるようにになった。
展示会では工場、家庭、災害時とロボットを活用する場面ごとに分けてデモンストレーションを実施。多くの人の関心を集めた。工場では特定の役割を与えられた腕型のロボットを起動、家庭では庭掃除を手伝った。人間と大きさや形状が似ているため、既存の道具類をロボットが利用できる。災害現場では火事を想定。人間が立ち入れない場所で、消火してぬいぐるみのネコを救助する様子を再現した。
川重の松田義基常務執行役員は、同社がヒト型ロボットに取り組む理由に触れて「最大の目的は災害現場」説明。「人が働けない現場(で働くほか)、もしくは災害の現場で人と一緒に働ける、頑丈で信頼性のあるロボットを作りたい」と強調した。人間のサイズにすることで、ロボット専用の道具を開発する必要もなくなる。緊急性の高い災害現場でも「アドリブで人と一緒に、人と同じ道具を使いながら働ける、こんな世界を実現したい」と話していた。
引用元: ・川重、ヒト型ロボットの第9世代を初披露 火災を消火・ネコ救助など再現 [582792952]
コメント