【音楽】レミオロメンが約14年ぶりに活動再開、3月9日から全国ツアー開催

2012年2月から活動を休止していた3人組バンド・レミオロメンが、結成25周年記念日である本日12月6日に活動再開を発表。3月9日から15年ぶりの全国ツアー「レミオロメン Reunion Tour 2026」を開催することを明らかにした。

レミオロメンは藤巻亮太（Vo, G）、前田啓介（B）、神宮司治（Dr）が2000年12月に結成したバンド。2003年8月にシングル「電話」でメジャーデビューを果たし、「粉雪」「3月9日」「南風」といったヒット曲をリリースした。2012年の活動休止後、藤巻はソロ活動を行い2018年からは地元の山梨県で主催フェス「Mt.FUJIMAKI」を開催。前田は山梨県笛吹市で栽培から販売までを手がけるオリーブオイルブランド「笛吹オリーブオイル前田屋」を立ち上げ、国内外で賞を受賞する人気ブランドに成長させた。神宮司はAdo、Chevon、DEAN FUJIOKA、milet、佐藤千亜妃、マルシィら数多くのアーティストのサポートドラマーを務めるほか、オリーブオイルマスターソムリエの資格を取得して審査会にも参加している。

バンドの公式サイトでは11月29日から本日に向けたカウントダウンが表示され、ファンの間で憶測が飛び交っていた。そんな中、本日21:00からYouTubeの公式チャンネルでは代表曲「雨上がり」「粉雪」を3人が演奏する最新のスタジオライブ映像を公開。15年ぶりのツアー開催はこの映像のエンディングでアナウンスされた。

ツアーは3月9日の東京・NHKホールから7月11日と12日の山梨・YCC県民文化ホールまでの全21公演にわたり行われる。公式サイトでは12月21日までチケットの先行予約を受け付けている。さらにツアー開始直前の3月4日にはこれまでリリースされた全シングルなどを収録した「SINGLES BEST+」のリリースも決定した。こちらの詳細は後日発表される。

またこれらの発表と合わせて、メンバー3人からのコメントも公開された。藤巻は「3人の気持ちがレミオロメンに向かったことが心から嬉しい。その景色の中で一緒に音を出している時間が何より幸せだ」、前田は「出来るだけたくさん出来るだけ長く、皆さんと一緒に幸せな旅を続けられるよう一瞬一瞬を大切にしていきます」、神宮司は「今年、数年振りに3人で会い、街スタジオで音を出した時に、全員が『早くライブでこの音楽を届けたい』と感じ、僕自身も『あ、レミオロメンだ！』と嬉しくて自然と笑みが溢れていました」と、それぞれ思いをつづっている。
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