2025.12.03 17:30
Zak Doffman | Contributor
マイクロソフトは、従業員が仕事場にいないときにその状態を会社に通知するTeamsのアップデートを明らかにし、大きな騒ぎを巻き起こしたが、今度はグーグルが同じことをしている。
https://forbesjapan.com/articles/detail/85979
エンド・ツー・エンド暗号化のことはいったん忘れたほうがよい。新しいAndroidのアップデートにより、RCSやSMSのテキストは、もはやプライベートなものではなくなる。
Android Authorityが伝えたところによると、「グーグルはPixel(およびその他のAndroid)スマートフォン向けにAndroid RCS Archivalを展開しており、これにより雇用主は、業務用として管理された端末上のRCSチャットを傍受してアーカイブできるようになる。簡単に言えば、エンド・ツー・エンド暗号化が施されているにもかかわらず、雇用主はGoogleメッセージ内のRCSチャットを読めるようになる」という。
https://www.androidauthority.com/rcs-message-archival-pixel-phones-3617174/
この仕組みは、業務用として管理されたデバイスに適用され、個人用デバイスには影響しない。また、一部の規制業界(法律や規制によって従業員の業務上の通信を記録・保存することが義務付けられている業界)では、既存のSMSアーカイブにRCSアーカイブが追加されるだけだ。しかし、一般的な組織の従業員は、特にエンド・ツー・エンド暗号化への期待もあって、テキストメッセージでのやり取りをメールとは別物と考えてきたが、もはやそうではなくなる。
(略)
引用元: ・グーグル、Android端末の全テキストメッセージが「雇用主と共有」されることに [少考さん★]