12/2(火) 11:22
劇作家で演出家のケラリーノ・サンドロヴィッチ氏(62)が2日までにX(旧ツイッター)を更新。今年1年を代表する言葉を選ぶ年末恒例「現代用語の基礎知識選 2025 T&D保険グループ新語・流行語大賞」について私見を述べた。
11月5日のノミネート30語の中から「エッホエッホ」「オールドメディア」「緊急銃猟/クマ被害」「国宝」「古古古米」「戦後80年/昭和100年」「トランプ関税」「二季」「ミャクミャク」がトップ10に選ばれ、女性初の内閣総理大臣となった高市早苗首相(64)の「働いて働いて働いて働いて働いてまいります/女性首相」が年間大賞に選ばれた。
ケラ氏は、「働いてー」が大賞に選ばれたことを受け、「流行したかコレ?」と疑問を投げかけつつ、「あれだけ働き方改革で『働き過ぎるな』と言われた私たちだ。俺の周りは皆中途半端でも仕事を切り上げざるを得なかった」と、過労死対策として長時間労働の是正が進められた当時を回想。「やり過ぎたと言うのならば『ちょうどよく働く』という指針を打ち出せぬものなのか。極端」と複雑な思いをにじませた。
高市氏は1日の表彰式で、大賞に選ばれた「働いてー」発言について「働き方改革。とても大事な時期でございますが」と前置きした上で、「自分も働いて国民の皆さまのために貢献したい、そんな思いがございました、決して多くの国民の皆さまに働きすぎを奨励する意図はございません。誤解のなきようお願いいたします」とあらためて説明した。
引用元: ・劇作家ケラリーノ・サンドロヴィッチ氏 流行語大賞に「流行したかコレ?」「ちょうどよく働くという指針を打ち出せぬものか」複雑な思い [muffin★]