◆過去には「再発行手数料1万円」もあったとか
そもそも、どんな資格確認書があるのか。「こちら特報部」は11月に受け取った人たちに話を聞いた。
「医療機関の人からは『ましな方だ』と言われました」。千葉県松戸市の会社員の男性(52)は、透明のカードケースに入れた資格確認書を取り出した。
サイズは従来通りだが、紙製なので簡単に曲がる。今月中旬に職場で受け取って紙だと知り、「間違って破ってしまわないように」と100円ショップで保護用ケースを買った。
資格確認書の再発行を避けたいのだという。「うちは良心的だと思うけど、(一時は)再発行手数料1万円のところもあった」。厚生労働省は5月、手数料が「社会通念上、過大なものにならないよう留意する」ことを求める通知を出したが、男性の警戒感は残る。マイナ保険証を持つ予定もない。「血税を費やした」マイナポイントなどの普及策に強引さを感じていた。
◆財布に収まりにくい「ハガキ大」(略)
◆「保険証と同じカード型だと、今まで通り使えてしまう」
政府は、資格確認書のサイズをカード型、はがき型、A4型の3種類、材質を紙やプラスチックとし、各健保組合などが選択すると定めている。その結果、さまざまなタイプの資格確認書ができることになった。(略)
◆資格確認書の発行は健保組合にとっては大変な負担で(略)
◆資格確認書の存在がとても助かっている現場もある
名古屋大の稲葉一将教授(行政法学)は、「運用ルールがあやふやで好ましくない」と指摘す…(以下有料版で,残り 1121文字)
東京新聞 2025年11月30日 06時00分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/452649
引用元: ・カードじゃなくて「紙」が活躍中…健康保険の「資格確認書」 大きすぎて困惑する人も [蚤の市★]