高市首相が泥まみれになって配ろうとしているこの「お米券」は、決して彼女が望んで選んだ未来への投資ではない。それは、石破茂という政治家が、日本の農業と市場に撒き散らした猛毒を、必死で拭い取るための、汚れきった雑巾なのだ。
時計の針を、少し戻そう。すべての歯車が狂い始めたのは、石破政権下での出来事だ。
石破政権時の「大きな政府」の怠慢
今年の初めから春、夏にかけて。コメ不足が叫ばれていたあの時、石破氏は何をしたか。彼は「米の増産にかじを切る」と高らかに宣言した。
「足りないなら、作らせればいい」。まるで工場のライン作業員に命令するかのような、単純極まりない発想だ。政府が号令をかければ、農家が動き、問題は解決する。そう信じて疑わない、典型的な「大きな政府」の傲慢さがそこにあった。
だが、農業は工業ではない。市場は生き物だ。
石破氏が強力に推進した増産政策は、瞬く間に「供給過剰」という悪夢を招き寄せた。政府に言われるがままに作付けを増やした農家たちの目の前には今、行き場を失ったお米が山のように積み上がっている。
「作れと言われたから作ったのに、余ってしまった」。農家の悲鳴が聞こえるだろうか。
事実、後任の鈴木憲和農水大臣は、2026年産の米を抑制する方針へと転換するという。これは、石破氏の「増産指令」が、市場の需給バランスを完全に無視した、無謀な暴走であったことを証明している
引用元: ・経済誌元編集長「石破氏がコメ増産したからコメが余りまくってるどうしてくれるんだ」高市総理は悪夢の石破政権の尻ぬぐいしてる [バイト歴50年★]
はい解散