小林氏は「高市早苗を擁護する者に言っておく。」とのタイトルを付け、「高市早苗の台湾有事発言で、『米軍が救援に来る』という前提条件は、国内にも、中国にも、世界にも伝わっていない。『台湾が攻撃されたら、日本は台湾のために戦う』と解釈されている。ましてや、『救援に来た米軍が、中国に攻撃された』という設定も、伝わっていない。さらに、米軍が攻撃されても、直ちに、日本の存立危機にはならない」と指摘。
「そもそも日米同盟の毀損が日本の存立危機と思い込んでいるのが属国思想そのもの。日本は自主防衛体制をつくらねばならない」と私見を述べた。
続けて「そもそも米軍は、台湾有事で、来るかどうか分からない。さらに米中は蜜月状態で、トランプは『台湾は中国の核心的利益』だと認めている」と言及した上で、「集団的自衛権の行使要件について、日本国内での議論が不十分である。高市早苗は、日本国民に向かって、『台湾有事の際の、集団的自衛権行使の要件』を鮮明にする必要がある」と訴え、「日中友好条約を結んでいる以上、『台湾のために戦争する』という高市早苗の宣言は、国際法上、違反になる。中国に屈するのではなく、日本国民に説明する義務が、高市首相にはある」とした。
高市早苗首相は7日の衆院予算委員会で、台湾有事が集団的自衛権行使の対象となる「存立危機事態になり得る」と答弁。これに中国が反発し、外交問題に発展している。
小林氏は17日の投稿で「中国の次の一手としては、漁船に見える工作船をバシー海峡に集結させて、日本が軍事行動に出るか否か試すという作戦に出るかもしれない」と切り出し、「自衛隊が出動したら、高市首相の明言通り、日本が戦争の口火を切ったという口実が出来る。アメリカはむしろ日本に自制を促すだろう」と推測。
「まさに戦争前夜なのだが、覚悟なく戦争体験が出来る世代はむしろ幸運かもしれない。ミサイルが落ちてきたら、泣き叫ぶがいい。むしろただちに徴兵制を敷いて、高市支持者を最前線に送って、共産党の軍と戦わせればよい」と批判を込めて警鐘を鳴らしていた。
11/27(木) 11:10 日刊スポーツ
https://news.yahoo.co.jp/articles/76f6e3e575df46317560a8cd62d6ab5ef12498ae
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【小林よしのり氏】「まさに戦争前夜」中国の“次の一手”推測…「工作船をバシー海峡に集結させて…」[11/19] [ばーど★]
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/news4plus/1763521327/
小林まこと「ワシはよしりんだった…?」
引用元: ・小林よしのり氏、台湾有事発言めぐる“誤解”指摘「国内にも、中国にも、世界にも伝わっていない」[11/27] [ばーど★]