「車を処分してください」
そう言われて、30代の女性の頭に浮かんだのは「お昼寝布団、三つをどうやって?」だったといいます。
この女性は東北地方で1~7歳の子どもたち4人と暮らしていました。
育休中の離婚をきっかけに生活保護を申請したところ、自治体から車の処分を求められました。
月曜朝は子どもたちをせかしながら、保育園に通う3人分の昼寝布団や着替えを車で運んでいました。無理だ――と頭を抱えたといいます。
生活保護を使うと、車は「資産」として扱われ、原則として売るなどして処分するよう求められます。
地方の公共交通網が細る中、制度に疑問を感じ、同僚と取材を始めました。
今年2月、この女性宅を訪ね、玄関に散らばった小さな靴をまたぐようにしてお邪魔しました。壁には子どもたちの作ったカラフルな工作が飾られていました。
近くに鉄道の駅はありません。日々の暮らしに車が不可欠な地域でした。
もし車を手放したら……。1歳の次女と布団を抱え、走り回りたい年頃のきょうだいを連れ、保育園までの長い道のりを歩くことになります。
https://withnews.jp/article/f0251125001qq000000000000000W00110101qq000028391A
引用元: ・生活保護課「車を処分してください」 シンママ「保育園に布団3組どうやって運べば…」 [237216734]
アホみたいな車検や税金やめて