足立区11人ひき逃げ・37歳男逮捕　取り調べ中に暴れたり、会話がかみ合わないなど“異常行動“か

警視庁は同日、販売店から盗んだ盗難車を運転していたとみられる、徒歩で逃走していた職業不詳の男（37）＝同区＝を自宅で発見し、窃盗容疑で逮捕した。

ドライブレコーダーが捉えた事件当時とみられる映像では、追突した車がまだ動いているにもかかわらず、中から男が飛び出して逃走する様子が映っていた。テレビ各局の報道番組が放送したこの映像の男の顔にはモザイクがかけられており、X（旧ツイッター）上では、「何でモザイクなんだよ？顔と名前出せよ！」「足立区の盗難車でのひき逃げ事件、なぜマスコミは顔にモザイクをかけるのか？」「何で名前も出さないし映像モザイクなの？」などと怒りの声が渦巻いている。

警視庁は刑事責任を問えるかどうか慎重に調べるとして、男の氏名や顔写真を明らかにしておらず、テレビで放送された映像で男にモザイクがかけられている背景には、こうした事情もあるのかもしれない。

容疑者男性、取り調べ中も“異常行動“か
テレビ朝日は25日、捜査関係者の話として、逮捕された男が取り調べ中に暴れたり、会話が一部かみ合わない部分もあるとする内容も伝えている。

男は調べに対し、窃盗容疑を否認。「盗んだわけではなく、試乗するために店から出て走った」と供述し、この動機について、「車で神奈川県の山の方に行きたいと思っていた」とも話しているという。男はこれまでにこの販売店を2度訪れたことがあり、車の購入を希望していたとも報じられている。

事故を起こした白い暴走車は現場近くの自動車販売店から盗まれた車だとみられ、ナンバープレートには、「認定中古車」という文字が記されている。

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https://www.zakzak.co.jp/article/20251125-SF3575MD6BE5HEL5MJACQ6J4MQ/