スタメン出場した14日のガーナ代表戦(豊田スタジアム)でもゴールへの意欲を見せていた25歳は、18日のボリビア代表戦(国立競技場)の後半22分から途中出場。同26分に右サイドを突破して町野修斗のゴールをアシストすると、同33分には、上田綺世からのパスをゴール中央で受けて、背後から迫るボリビア選手を、まるで後ろに目がついているかのような巧みなフェイントでかわし、目の覚めるような股抜きシュートで、自身の国際Aマッチ通算10得点目(22試合出場)を決めた。
その戦いの最中、驚きのニュースが飛び込んできた。ガーナ代表戦が行われた11日の試合前に、「中村敬斗選手に性的な関係を要求するメッセージを送るなどのストーカー行為を繰り返した」として、65歳の女がストーカー規制法違反の疑いで逮捕されたのだ。
報道によると、さいたま市に住む自称フリージャーナリスト・川野美由紀容疑者が、今月9日から10日にかけて「SNSで性的な関係を要求したり、好意を伝えたりするダイレクトメッセージを複数回送った」という。本人は取り調べに対して「メッセージを送った記憶はありません」と、容疑を否認しているが、この報道を受けて中村は、14日後の試合後に報道陣に対応。「限度を超えていたので、(フランスの)警察に相談して動いてもらった」などと話していた。
そして、その現地フランスにおけるストーカー被害の内容の詳細が、明らかになった。
■ダイレクトメールが「1日100回以上」毎日届くように
事情通が語る。
「今年7月初旬から、中村のSNSに卑猥なDM(ダイレクトメール)が1日100回以上、毎日のように届くようになった。加えて、逮捕された女のインスタグラム上には、ベットで寝転んで肌を露出する卑猥な自撮り写真、自分が“中村敬斗の妻”だと妄想する文面、そして試合後や得点後にユニフォームを脱いで上半身裸になっている中村敬斗の写真と、自分の写真を交互に並べて公開するなどの投稿が続いていた。
さらには、中村が所属するチームの本拠地フランス・ランスの中心街で撮られたと思われる写真もあった。中村はフランス・ランスにいるときから、身近に忍び寄る女の影に恐怖を感じながら日々を過ごしていました」
女のインスタグラムでの投稿と何百回も送られてくるDMに、中村は憂鬱な日々を過ごしていたという。そうした中、今年9月に事件が起きた。
https://soccerhihyo.futabanet.jp/articles/-/109486?page=1
https://soccerhihyo.futabanet.jp/articles/-/109487?page=2
>>2以降につづく
引用元: ・【サッカー】日本代表MF中村敬斗が悲痛な叫び!クラブ敷地内に無断侵入!抱きつかれて頭が真っ白に [久太郎★]
■深夜1時半過ぎに“近くの茂み”から姿を現して…
事情通が語る。
「川野美由紀容疑者がスタッド・ランスの敷地に無断で侵入し、クラブハウスの中まで入り込んで、中村を見つけると、いきなり抱きついてきたといいます。女の存在と、インスタグラム上で女の顔を知っていた中村は“恐怖”で頭の中が真っ白になったそうです。その場で中村は、川野容疑者からツーショット写真を強要されたのですが、女に何かされるんじゃないかという恐怖から、拒むことも、その後のDMをブロックすることもできなかったといいます」
その日、ランスはアウェイでの試合だった。中村は恐怖を抱えたまま、チームバスで移動してピッチに立ったという。その試合中、クラブはフランスの地元警察に通報。同日試合後に女が再び中村の前に現れる可能性があるとし、チームバスがクラブハウスに戻ってくる時間に合わせて警察が待機していたところ、夜中1時半過ぎに近くの茂みから、その女が姿を現したという。
「深夜まで、クラブハウス近辺に潜んでいた女の執着に、中村は改めて恐怖を感じたといいます。その後も、深夜3時過ぎという時間帯に、女から“外を歩いているから迎えに来て”とランス市街で撮影した動画がDMで送られてきたこともあったそうです。インスタグラムの投稿やDMから、女は9月の時点ですでに2か月以上もフランスに滞在していたと推察され、自宅を見つけられてしまうのではないかと、中村の恐怖はさらに増していったといいます」(前同)
その数日後、女は再びチームの敷地内に侵入したところを現行犯逮捕となり、フランスの警察によって数日間留置されたという。
■フランス警察に逮捕後も…やむことはなかった
「このことで、ストーカー行為が収まることが期待されたのですが、女の行為はやむことはありませんでした。フランスで逮捕されても懲りない女に、中村の精神的ストレスは計り知れないものとなり、サッカーにも集中できない状況が続きました。このような経緯から、オフシーズンや代表戦で中村が帰国した際に、女が日本にも姿を現すことが予想されたため、日本の警察にも相談し、日本滞在中にもストーカー行為が行われたために、今回の逮捕につながったのです」(前同)
今回の日本での逮捕を受け、中村の事務所に話を聞くと「中村敬斗は応援して下さる、すべての方々に感謝しております。今回の件をきっかけに、ストーカー行為をされることの恐怖を世の中の方に認識してもらい、ストーカー犯罪が減ることを切に願っております」とコメントしている。
SNS時代となり、選手とファンの距離が近くなったことは、もちろん“良い面”もあるが、ストーカー行為など、犯罪につながる危険性もある。今回の逮捕で「とりあえずは良かった」と中村は話している。
今後、中村を“守る”ために何ができるか。中村が不安なく日々を過ごし、プレーに集中し、来夏のワールドカップ本大会で100%の力を発揮できることを願うばかりだ。
https://soccerhihyo.futabanet.jp/articles/-/109487?page=1
https://soccerhihyo.futabanet.jp/articles/-/109487?page=2