自民と連立を組む日本維新の会は国家安全保障戦略など安保3文書の改定に前向きで、存在感を強めている。自公政権下で公明党が担ってきた「ブレーキ役」との違いを鮮明にし、「改革保守」としての党の立ち位置を保守層にアピールしたい考えだ。
◇「自民のお尻たたき続ける」
維新は12日、安全保障部会を開き、安保3文書の改定に向けた議論を開始。19日の安保部会では、ロシアによるウクライナ侵攻など国際情勢の変化を踏まえ、防衛装備品の輸出を救難や輸送などに限定する「5類型」の撤廃に向けた議論を急ぐべきだとの意見が多数を占めた。自民とは3文書改定に向けた与党協議を年内にも始める方向だ。
5類型は2014年、第2次政権が武器輸出を容認する方向に転じた際、公明の主張を踏まえて設けられた。維新は当時から輸出拡大を訴えてきた経緯があり、公明とのスタンスの差は明確だ。
そもそも維新は安保分野で前のめり感が目立つ。憲法9条2項(戦力不保持)の削除を提唱し、…(以下有料版で,残り786文字)
毎日新聞 2025/11/20 18:42(最終更新 11/20 18:42)
https://mainichi.jp/articles/20251120/k00/00m/010/248000c
引用元: ・維新「改革保守」、安保に前のめり ブレーキ役・公明と違い鮮明 [蚤の市★]