ファイナンシャルフィールド
従来の健康保険証は令和6年12月2日以降、新たに発行されなくなり、現在はマイナンバーカードを保険証(以降「マイナ保険証」)として利用している人もいます。 マイナ保険証について危惧されていることの一つとして、医療機関に患者さんの年収がバレてしまうのではないかという点があります。 本記事では、マイナ保険証の基本的なポイントについて、またマイナ保険証を利用するとなぜ年収がバレるのかについて解説します。
マイナ保険証の概要
マイナ保険証は、従来の健康保険証に代わって導入が進められている保険証です。
マイナ保険証は、病院やクリニックなどの医療機関および薬局で、これまでの保険証と同じように利用できます。
顔認証付きカードリーダーを利用して情報を読み取ることで、本人確認の正確さが高まるほか、おくすり手帳を提示せずに処方履歴や健診履歴などを共有可能です。また面倒な手続きなしで、高額療養費の限度額を超える支払いが免除されるといったメリットがあります。
マイナ保険証を利用すると年収がバレる?
マイナ保険証にメリットはあるものの、危惧されている点もあります。今回取り上げている「年収バレ問題」はその1つです。マイナ保険証を利用すると、所得に関する情報が医療機関の端末に表示されてしまいます。
表示される所得情報
表示される所得情報には、患者さんが具体的にどれくらいの収入を得ているのか、事細かな情報が含まれるわけではありません。しかし、「高額療養費制度」の自己負担限度額に関する情報が共有されます。
同制度は、医療費が多額になり自己負担額の限度を超えた場合に、後日払い戻される制度です。
自己負担限度額は被保険者の年齢や所得によって変わり、69歳以下であれば「ア」「イ」「ウ」「エ」「オ」の5段階に分かれています(70歳以上は3段階)。この区分情報が表示されてしまいます。
69歳以下の所得区分を表1にまとめました。
続きは↓
「マイナ保険証」で年収がバレる!? 年収を見分けられてしまうポイントを解説 https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/financialfield/life/financialfield-477586
引用元: ・「マイナ保険証」で年収がバレる!? 年収を見分けられてしまうポイントを解説 [ぐれ★]