米国が提案した決議案は、全ての当事者にトランプ氏が示した20項目の和平計画の全面的な履行を求める内容で、和平計画が事実上、法的に拘束力のある国際文書となった。
決議は、ガザの治安維持を担う「国際安定化部隊(ISF)」の設置や暫定統治を主導する国際機関「平和評議会」の創設が柱。ISFはイスラエルやエジプト、新たに訓練されたパレスチナ警察などと連携し、イスラム主義組織ハマスの武装解除や治安確保にあたる。平和評議会のトップはトランプ氏が務めるとみられ、パレスチナ自治政府に統治改革を促す狙いもある。
一方、ロシアは、米国提案の決議案はイスラエルとパレスチナが共存する「2国家解決」の位置付けが弱いと批判し、独自案を提示している。
読売新聞 2025/11/18 07:20
https://www.yomiuri.co.jp/world/20251118-OYT1T50033/
引用元: ・国連安保理、トランプ氏のガザ和平計画を支持する決議案採択…ロシア・中国拒否権行使せず棄権 [蚤の市★]