ホロライブ、所属VTuberへの権利侵害で示談成立

カバーは11月17日、VTuber事務所「ホロライブプロダクション」に対する権利侵害行為への対応について、権利侵害を行った人物を特定し、示談が成立したことを報告しました。

◆損害賠償金を支払う内容で示談が成立
報告によると、この人物は所属タレントの生命・安全にかかわる深刻な懸念を想起させる画像を捏造し、またSNSサービス上で虚偽の事実を流布することで、所属タレントの名誉権および同社の著作権・営業権を侵害する行為を行っていたとのこと。

これについて裁判所からも権利侵害が認められ、個人の特定後に交渉を行った結果、深く反省し心より謝罪することや、今後同社及び所属タレントに対する権利侵害行為を行わない旨を誓約し、損害賠償金を支払う内容で示談が成立したといいます。なお、示談内容に違反した場合は違約金を支払う形となっています。

https://twitter.com/cover_corp/status/1990314432405356799

本件以外にも、同社及び所属タレントに対する誹謗中傷を含む権利侵害行為に対し、多数の民事および刑事の法的手続きが進行中とのこと。

カバーは「所属タレント全員が安心して活動を継続できるよう、また、ファンの皆様に安心してコンテンツをお楽しみいただけるよう、所属タレントに対するケアを含め、今後も権利侵害行為に対する対応を行い、継続的に責任追及の結果をご報告してまいります」とコメントしています。