[ 2025年11月16日 18:25 ]
https://www.sponichi.co.jp/battle/news/2025/11/16/kiji/20251116s00003000136000c.html
ONE173 ( 2025年11月16日 東京・有明アリーナ )
アジア史上最大の格闘技団体「ONE Championship」(ONE)が16日に「ONE173」を有明アリーナで開催した。K-1元3階級制覇王者でISKA世界ライト級王者・武尊(34=team VASILEUS)がデニス・ピューリック(40=カナダ/ボスニア・ヘルツェゴビナ)に勝利。8カ月ぶりとなる再起戦を2RTKO勝利で飾った。試合後には次戦を最後に引退することを電撃表明。ラストマッチは今年3月に敗れたロッタンとの再戦が決定的となった。
8カ月ぶりの再起戦で強い武尊が帰ってきた。1Rに左右の連打から1度目のダウンを奪うと、終了間際にも右フックでダウンを奪って1R終了。2Rに勝負を決めた。開始早々にカーフキックでダウンを奪うと、圧力をかけ続けて最後はパンチの連打でタフな相手をなぎ倒してTKO勝利を飾った。武尊の日本での勝利は、21年3月28日のKー1日本武道館大会でレオナ・ペタスに勝って以来約4年半ぶり。歓喜の武尊はケージからのムーンサルトを久々に国内のファンに披露した。
試合後に「前回、ロッタン選手に1ラウンドで負けちゃって、日本中のファン、世界中のファンが応援してくれた思いを裏切ってしまった。裏切ったままでは、終われないので死ぬ気で勝つつもりで練習してきました」と歓喜の涙を流した。
ロッタンとの再戦について聞かれると武尊は「その前に一個だけ…」と前置きした上で、「僕は次の試合で現役を引退します」と電撃発表。
武尊は「みんなの期待を裏切らないでやってきたと思う。現役最後までみんなの期待を裏切らないので、ロッタン選手が受けてくれるなら、最後の試合ロッタン選手と思いっきり戦いたい。最高の勝ち方で勝って、武尊を応援している人たちに“応援していてよかった”と思ってもらえる試合にするので、応援に来てください」とファンにメッセージを送った。
さらにケージに上がってきたロッタンに「僕の現役ラストの試合お願いします」と頼むと、ロッタンは「私で良ければやります!」と握手をかわしてフェースオフ。そしてKO勝利した武尊は5万ドルのKOボーナス(約750万円)を獲得した。
今年3月の日本大会のメインは武尊が待ち望んだ元ONEフライ級ムエタイ王者のロッタン・ジットムアンノン(タイ)との1戦だった。しかし試合はまさかの結末だった。1R序盤は武尊が相手の蹴りが当たらない距離間で戦っていたが、その距離をつぶしたロッタン。武尊は左フックを被弾。さらに下がると再び左フックで倒れると立ち上がれるが、レフェリーが試合を止めてKO負けを喫した。試合から2日後に同門の野杁正明が、試合前に武尊が左肋骨と胸骨の2箇所を骨折していたことを告白。武尊は自身のX(旧ツイッター)で「試合への準備も含めて全てが自分の実力」と記した。
敗戦から8か月。再起とONE2勝目を懸けて強打とタフネスを武器としているピューリックと激突することになった。「いい選手。アグレッシブで噛み合う相手」と印象を語った上で、「試合は楽しみですけど、今回は負けられないので死に物狂いで何が何でも勝ちに行く。次にやりたいことがあるので、ここでは躓けない」とロッタンへのリベンジに向けても負けられない試合となった。
プライベートでは34歳の誕生日を迎えた7月29日に、タレントの川口葵(26)との結婚を発表。再起戦が結婚後初の試合となるが「気持ちは変わらない」と言いながらも、「今までもサポートしてもらって、食生活や身体のコンディションも整えられているので感謝してます。余計に強くなれました」と最愛のパートナーに感謝した。
そして日本で2連敗中だが「今回は日本のファンの皆さんの目の前で最高の勝ち方で勝ちます。盛り上げます」と誓っていた通り、白星を飾った。
引用元: ・【格闘技】武尊が電撃引退表明!8カ月ぶり復帰戦で涙の2RTKO勝利 ラストマッチはロッタンと再戦へ [征夷大将軍★]
聖人の秘蔵っ子だったのに
もうそのレベルの選手なんだな
しょぼ