国内最大級のスカウトグループ「ナチュラル」に捜査情報を漏らしたとして、警視庁は12日、同庁暴力団対策課の警部補、神保大輔容疑者(43)=東京都板橋区=を地方公務員法違反(守秘義務違反)容疑で逮捕した。警察関係者への取材で分かった。
ナチュラルは、ホストクラブで借金を抱えた女性らを風俗店に違法にあっせんしており、「匿名・流動型犯罪グループ(匿流)」として警視庁が5年以上前から捜査し、メンバーを摘発してきた。神保容疑者は、捜査チームの一員で、警視庁は捜査の結果を踏まえて厳しく処分する方針。
警視庁は、全国の繁華街でナチュラルのメンバーが少なくとも約1500人活動しているとみている。メンバーはSNSや口コミで集められ、横のつながりは緩いという。
容疑者が漏らした情報は「画像」
警察関係者によると、神保容疑者の逮捕容疑は今年4~5月に複数回、ナチュラル側に暴力団対策課の捜査状況を送信して漏らしたというもの。同課が捜査用カメラで撮影したナチュラルの関係先の画像の内容を伝えた疑いがあるという。
警視庁暴対課の警部補逮捕 スカウトグループに捜査情報漏らした疑い
2025/11/12 14:15
https://www.asahi.com/sp/articles/ASTCC46Y9TCCUTIL010M.html
引用元: ・警視庁暴力団対策課の警部補が匿流犯罪者集団に操作情報を提供。厳しく処分(不起訴)の公算 [454228327]