一瞬偽物と勘違いしてしまうかも? そんな50円玉が2025年10月18日と19日に入札が締め切られた第42回AWオークションで、44万円(手数料込みで48万8400円)で落札されました。
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現行の50円玉が額面の8800倍に化けたのです。実際にこの50円玉が市場に流通した可能性があると考えると不思議でなりません。では、具体的にどのような50円玉なのか確認していきましょう。
◆本来あるはずのものがない
「まさか! 穴が開いていない!?」今回落札された昭和50年の50円玉は、本来中心に開いているはずの穴が開いていません。ふさがっています。
これはいわゆる“穴ナシエラー”と呼ばれる珍品です。製造時に発生した何らかのミスで穴が開けられずに流出してしまったものです。
これを偽物と疑う人もいるかもしれません。しかし、れっきとした本物の50円玉です。穴が中心からずれたところに開いている“穴ズレエラー”も珍品ですが、そもそも穴が開いていないのもかなりの珍品なのです。
製造時の技術的な問題なのかもしれませんが、昭和50年代の50円玉にはこうした穴ナシや穴ズレのエラーがかなり見つかっています。
落札された逸品は、市場で出回った直後か、少しばかり流通して発見されたものの1つだと思われます。
貨幣の鑑定機関であるPCGS(Professional Coin Grading Service:世界でも評判の高いアメリカの第三者格付け鑑定会社)において、PCGS-Mint Error“Unpunched Center Hole”MS64の評価を受けています。
鑑定機関がMint Error(貨幣を製造する過程で発生したミス)と表記しているお墨付きなわけです。しかも64という未使用品評価となっています。
◆少しでも変だと思ったらエラーかどうか確認を
こうしたエラーコインは、たまたまお釣りでもらったとか、ロールから取り出したら偶然出てきたといったケースが多いです。狙って探すのは容易ではありません。
とはいえ、穴ナシのエラー50円玉も数枚しか発見されていないというわけではなく、意外にオークションでは出品されることがままあります。
さすがに技術が向上している令和時代のコインでエラーが出ることはなかなかないと思われますが、昭和時代のものをはじめ、現行のコインでもエラーは多く存在します。
もしお釣りでもらったコインがなんか変だなと思ったら、エラーかもしれないので確認してみてください。
気になる人は貨幣の鑑定機関に鑑定してもらいお墨付きを得ることができれば、高値になること間違いなしです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3528f7dd0869741aa773b0ed8a3885268fdfcd25
引用元: ・一瞬偽物と勘違いするかも!? 50円玉が「44万円」に大化け! “本来あるはずのものがない”珍品とは? [567637504]
大切になすってください
穴あけ職人がミスったのか