読売新聞
今月3日までに長野県内で発生した山岳遭難は348件、382人にのぼり、件数・人数ともに過去最多だった昨年1年間(321件、350人)を上回っていることが、県警山岳安全対策課のまとめでわかった。北アルプスでの発生が全体の6割を占め、昨年から急増。遭難者の約半数は60歳以上だった。死者は48人で遭難者全体の1割強を占めた。
同課によると、山岳遭難は、登山者が集中する7~9月の夏から秋シーズンにかけて増加。先月5日時点で件数325件、人数358人と昨年1年間を上回り、その後も遭難が相次いだ。
山域別の発生状況でみると、北アルプスの211件が最も多く、その他の山岳の67件、八ヶ岳連峰の35件などが続いた。北アルプスだけで全体の61%を占めており、昨年の157件(49%)から大幅に増加している。
遭難の形態では「転落・滑落」が93件と最も多く、「転倒」87件、「疲労凍死傷」57件と続いた。
遭難者の年齢別では、60歳代以上が188人と全体の49%を占めた。
同課によると、技量不足や軽装、準備不足による登山による遭難をはじめ、高齢者が自らの体力の衰えを自覚せず登ってしまい、体調不良などになるケースもみられたという。
長野県警、救助動画で注意喚起
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https://www.yomiuri.co.jp/national/20251107-OYT1T50251/
引用元: ・【登山】「人ごとではない」長野の山岳遭難が過去最多、救助活動の様子を動画公開…北アルプス6割・半数が60歳以上 [ぐれ★]