侍ジャパンのエース候補・山本由伸のWBC出場に黄信号 ドジャースが「待った」をかける可能性
ワールドシリーズでMVPに輝き、一躍時の人になったのがドジャースの山本由伸だ。
ドジャースに移籍2年目の今季は30試合登板で12勝8敗、防御率2.49。先発ローテーションで最後まで稼働し、173回2/3を投げて201三振を奪った。
継投した救援陣の乱調で白星が消えた試合が少なくなく、16勝以上挙げていても不思議ではない投球内容だった。昨年は6月に右肩鍵盤損傷で3カ月近く離脱しただけに、今季は充実感があっただろう。
さらに山本はプレーオフに入って圧巻の投球を見せた。ナ・リーグ優勝決定シリーズのブルワーズ戦第2戦で3安打1失点完投勝利を飾ると、ワールドシリーズのブルージェイズ戦第2戦でも4安打1失点で2試合連続の完投勝利。
第3戦が延長18回までもつれ込む乱戦になると、自ら志願してブルペンで肩を作った。2勝3敗と王手を掛けられた第6戦で6回1失点の快投で白星をもたらすと、翌日の第7戦は同点の9回1死一、二塁で救援登板。
一打出ればサヨナラ負けのピンチを切り抜けると、延長11回まで「伝説の34球」と呼ばれる快投で無失点に抑え、2年連続ワールドチャンピオンをつかみ取った。
日米でプレーしたプロ野球OBは驚きを隠せない。
「アドレナリンが出ているとはいえ、山本のワールドシリーズの快投はあり得ない次元でした。3戦目もマウンドには上がっていないけど、ブルペンで準備をしていましたし、体に相当な負荷がかかっていたと思います。オリックス時代にリリーフの経験があったので生かされた部分はあったと思いますが、体には相当なダメージが残っているはずです。第7戦でベンチに戻った際に右腕を触るしぐさが見られましたが、張っていたのでしょう。来年3月にWBCが開催されますが、ちょっと出場は厳しいんじゃないですかね。本人は出場したいと思いますが、大会開催まで4カ月を切っていることを考えると、故障のリスクが心配です」
ジャパンは前回2023年のWBCで世界一に輝き、今大会は2大会連続で頂点を目指す戦いになる。山本はエースとして出場が期待されるが、在京球団のトレーナーも疲労を懸念する。
「メジャーでシーズンを通じて投げたのは今年が初めてですし、プレーオフもフル回転しているので、肘、肩を休ませる必要がある。WBCに出場となれば、早めに始動する必要があるので十分な休養をとれるのかが気になります」
米国に駐在する通信員は、「ドジャースが山本のWBC出場に待ったをかける可能性がある」と指摘する。
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引用元: ・【MLB】山本由伸、WBC出場に黄信号 ドジャースが「待った」をかける可能性… PSでフル回転、故障のリスク懸念も [冬月記者★]
地上波やらんから誰も知らなくてセーフ