読売新聞
日本国内の防犯カメラなどのライブ映像が海外サイトに無断で公開されている問題で、複数の食品工場の映像も流出していたことが読売新聞の調査で判明した。食品工場では、意図的な異物混入を防ぐ「フードディフェンス(食品防御)」の一環でカメラの導入が進むが、約10台のカメラが「のぞき見」できる状態だった工場も見つかり、専門家は対策の徹底を訴えている。
パック詰めされた牛乳がフォークリフトで運ばれ、ベルトコンベヤー上をかごが流れていく――。ある海外サイトには、東日本の老舗乳業メーカーの工場内を映した二つの映像が公開されていた。製品を運搬する荷台に記された社名、電話番号も読み取れる。
メーカーは10月上旬、読売新聞の指摘を受け、映像の流出を把握。出荷前の製品を保管する冷蔵庫などに設置されたカメラ2台の映像で、男性社長(67)は「(警備の)穴を探して不法侵入され、毒物でも入れられたら全てダメになる」と危機感をあらわにした。
工場にカメラが導入されたのは約15年前。当初は工場の稼働状況を確認するのが目的だったが、2013年に冷凍食品会社の工場で元契約社員による農薬混入事件が起きたことなどを受け、カメラを増設したという。現在は製造ラインを中心に計33台を運用する。
今回の映像流出は、二つの不備が原因だった。カメラを設置した製造元と調べたところ、カメラの映像にアクセスする際にIDとパスワードの入力が必要な設定になっていなかった上、映像が誰でも見られる設定になっていた。
情報システムの担当者は「設置時の設定ミスや外部からの不正アクセスの可能性がある」とし、「食品会社にとってセキュリティー対策の不備は信用に関わる。原因を究明し、二度と起こらないようにしたい」と話す。
続きは↓
食品工場でも「ライブ映像」流出、異物混入対策に「穴」…防犯カメラの設定や状態「改めて点検必要」 https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20251105-567-OYT1T50017
引用元: ・食品工場でも「ライブ映像」流出、異物混入対策に「穴」…防犯カメラの設定や状態「改めて点検必要」 [ぐれ★]
十年以上も前にごちゃんにスレが立っててリンクが貼ってあった
最近表面化されてきただけ