11/7(金) 19:50
監督や脚本、出演者と並んで、映画鑑賞の入り口となり作品の評価を大きく左右するのは「タイトル」だ。特に洋画は、原題をどう日本向けに変更するかが日本でのヒットの鍵を握る。そこで今回は、巧みな改変によって作品の魅力を最大限に引き出し、「名翻訳」と拍手したくなる邦題を持つ映画を5本厳選して紹介する。
『博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか』(1964)→原題『Dr. Strangelove or:How I Learned to Stop Worrying and Love the Bomb』
監督:スタンリー・キューブリック
【注目ポイント】
原題は『Dr. Strangelove or:How I Learned to Stop Worrying and Love the Bomb』と、意味としては「ストレンジラブ博士、または:私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか」と、すでに強烈で美しいタイトルだ。日本語版タイトルと原題との大きな変更点は、「Dr.Strangelove」を「博士の異常な愛情」というアレンジした箇所だ。(中略)
『ランボー』(1982)→原題『First Blood』
監督:テッド・コッチェフ
【注目ポイント】
原題の”First Blood”は、日本語では「先制攻撃」といった意味。というのも、映画でランボーが田舎町で暴れまわることになったきっかけはランボー自身の理由のない勝手な暴走ではなく、ベトナム帰還兵に対するアメリカ国内での偏見が起こした「先制攻撃」によるものだからだ。ベトナム戦争直後の当時のアメリカの政治的な背景を投影したタイトルだ。(中略)
『天使にラブ・ソングを…』(1992)→原題『Sister Act』
監督:エミール・アルドリーノ
【注目ポイント】
原題では犯罪に巻き込まれて証人保護プログラムに守られていること、そして修道院でシスターに扮して身を隠していることが表現されている。そこから受ける印象は、クライム・サスペンスの要素とコメディの要素だ。(中略)
『アナと雪の女王』(2013)→原題『Frozen』
監督:クリス・バック、ジェニファー・リー
【注目ポイント】
邦題では主人公であるアナの名前と、雪の女王(=エルサ)が入っていることで、本作が2人の物語であるという事をはっきりと分からせている。また、元となった童話の『雪の女王』という言葉が入っていることで、原題よりも子供向けの作品であることが一目でわかる。(中略)
『カールじいさんの空飛ぶ家』(2009)→原題『Up』
監督:ピート・ドクター、ボブ・ピーターソン
(中略)
全文はソース元でご確認ください
https://eigachannel.jp/column/164194/
引用元: ・【映画】え、これが原題!? 邦題の方が断然カッコいい映画5選 [muffin★]
監督:ロバート・バトラー
【注目ポイント】
全米ワースト1位と蔑まれるFラン大学の落ちこぼれ悪童4人組は、学部長から汚名返上とのため、過去の悪事の放免と引き換えにラフティングレースでの優勝を厳命される。しかし相手は強豪の名門大学あり陸軍士官学校の妨害ありで一筋縄ではいかないのであった。
日本未公開作品だが『史上最悪のボートレース ウハウハザブーン』の邦題は広く知られている。