フジテレビのトークバラエティ「酒のツマミになる話」が年内の放送をもって終了することが発表されたのは、10月31日放送の番組内でのことだった。もっとも、それで一件落着というわけではなく、まだ問題の火種はくすぶり続けているという。
31日の放送では冒頭で番組終了が発表された後、MCの千鳥・大悟がVTRで登場した。
大悟:どうも、千鳥の大悟です。ノブとも話し合った結果、「酒のツマミになる話」、やめまーす。やめるんですが、何本かもう収録してますんで、その時に出ていただいたゲスト、そして芸人は、一生懸命、面白い話をしてくれてます。なので、それは今まで通りお楽しみください。今日も当然。はい、それでは、面白くなければテレビじゃない。フジテレビ! ありがとうございました。
突然の終了発表だったが、そのきっかけは前週24日の放送だった。民放プロデューサーは言う。
「この日は“ハロウィーンパーティー開催”という企画が放送される予定でしたが、急遽、過去回の再放送に差し替えられ、それに納得がいかない千鳥の二人が降板を申し入れたそうです」
なぜ番組は差し替えられたのか。フジは番組の公式ホームページでこう説明している。
《10月24日放送予定だった『酒のツマミになる話』において、再生・改革の取り組みを進めている弊社の状況を鑑み、内容を差し替えて放送いたしました。/その過程において、社内における連携に不十分な点があったことから、放送直前での変更となりました。/放送を楽しみにしてくださっていた視聴者の皆様、ならびに、千鳥のお二人をはじめ出演者の皆様に多大なるご迷惑をおかけしましたことを、深くお詫び申し上げます。》
番組が差し替えられた原因は、大悟が松本人志のコスプレをしていたためと報じられている。お蔵入りとなった放送の内容がなぜわかったのだろう。
代役としての意識
「その前週となる17日のエンディングで次回の予告が流れ、そこに筋肉隆々の白Tシャツ姿で金髪のカツラを被った大悟が映っていたんです。もちろんフジは正式に発表はしていませんが、他に原因は見当たりません。大悟が番組終了のVTRの中で『やめまーす』と言ったのは、松本さんを意識したフジへの抵抗だった可能性もあります」
そもそもこの番組は「人志松本の酒のツマミになる話」というタイトルだった。だが、2023年12月に性加害疑惑を報じられた松本は、年明け早々、Xに《事実無根なので闘いまーす》と投稿し、裁判に注力するため活動を休止。昨年2月、番組タイトルから松本の名前が外されて、大悟がMCを務めてきた。
「それでも大悟は、あくまでも松本さんの代役として留守を預かっている意識だったのだと思います。そのためあえて、松本さんのコスプレをしたのでしょう」
フジは松本のコスプレさえも出演させないというのだろうか。
「上層部とコンプライアンス部門としては、裁判を途中で放棄したまま説明責任を果たしていない松本さんを、コスプレとはいえ笑いのネタにしたことを問題視したのかもしれません。中居正広氏と元女性アナウンサーへの対応で大きなミスを犯したフジにとって、中居氏と近しく、やはり女性問題で活動を休止している松本さんの扱いには慎重にならざるを得なかったのだと思います」
記事全文こちら
https://news.yahoo.co.jp/articles/533182f6aa9ffe0807b1a0cf020f2f8cf3ff0ffe
引用元: ・「酒のツマミ」終了でわかったフジ上層部の徹底した松本排除、浜ちゃんがどう思っているのかが心配 [jinjin★]
再びCMが吹っ飛んだらたまらないからな