釧路市や日本小型捕鯨協会によると、今年は3事業者計4隻が8月20日~9月20日に操業した。荒天が予想されたことから、昨年より1か月ほど早く漁を切り上げたが、2019年に商業捕鯨が再開されて以降では、20年の41頭、19年の33頭に次ぐ頭数だった。
同協会の貝良文会長は「冷たい親潮が釧路沖まで入らず、より東側の根室・花咲沖で低い水温帯を探す漁が多かった。近年の中では水温が低めで、脂が乗り、値段は良かった」と振り返った。ニタリクジラも狙ったが水揚げはなかった。
釧路市は1952年から10年連続で捕鯨頭数が日本一となり、鯨肉は家庭や飲食店の定番メニューだった。88年に商業捕鯨はいったん終了したが、2002年に釧路沖で調査捕鯨が始まり、再興させる動きが始まった。日本が国際捕鯨委員会(IWC)を脱退して19年7月に商業捕鯨を再開させると、活動はさらに盛んになった。
商業捕鯨は船上で内臓を取り除いて水揚げできるため、鯨肉が調査の「副産物」だった調査捕鯨と異なり、鮮度の良い肉が提供できるという。市水産港湾空港部の小林裕司・水産統括監は「クジラのまち・釧路を盛り上げるため、来年の漁にも期待したい」と話した。
[読売新聞]
2025/11/6(木) 10:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/c7c175a68ebc3270bb8a1a60be500bbb884b5e15
引用元: ・ミンククジラが5年ぶり20頭超え、脂乗りも良好…再開7年目の道東沖の商業捕鯨 [煮卵★]
鯨不味いんだよ