KDDIは携帯電話の通信料収入が、前年同期から125億円増えて9929億円となった。強みとする通信品質や衛星通信網「スターリンク」を活用したサービスなどが顧客獲得につながり、契約者1人あたりの平均単価も改善した。
松田浩路社長は6日の決算記者会見で「過去の投資が今の通信品質につながり、(顧客に)受け入れられている」と手応えを強調した。
ソフトバンクも携帯電話の契約者数が前年同期比3%増と堅調に推移した。後発の楽天モバイルの参入などで、シェア(市場占有率)争いは一段と激化している。宮川潤一社長は「もうちょっと頑張りたいのが本音だが、純増は確保し、守り切った」と述べた。
一方、ドコモは都市部などで通信品質の改善が課題となり、競合他社への顧客流出が続く。基地局の整備や量販店での営業強化などの費用も負担となり、本業のもうけを示す営業利益は前年同期比14・2%減の4747億円に落ち込んだ。前田義晃社長は「顧客を(他社に)取られている。販売現場で競争が激化している」と話した。
読売新聞 2025/11/06 20:24 (2025/11/06 20:47更新)
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20251106-OYT1T50152/
引用元: ・携帯3社の中間決算で明暗…KDDIとソフトバンクは増収増益・「顧客取られている」ドコモは減益 [蚤の市★]