つまり、審査に通過して仮カードを発行できなければ、本体の購入自体ができないことになる。販売員は「当日に仮カードの発行ができれば、お会計は当日中に可能な条件で販売している」と説明した。
 販売員によれば、現在も1回あたりの入荷台数は50台前後にとどまっており、安定供給とは言いがたいという。「これからクリスマス商戦に入るので、任天堂がどの程度製造を増やすかによって数は変わってくると思う」と述べ、 
 年末にかけての供給見通しは依然として不透明だ。店舗としても入荷情報をSNSなどで発信することは少なく、「お客さまの方がSNSで在庫情報を共有している」と話す。情報公開に慎重な姿勢が続いていることがうかがえる。 
 販売条件の背景について尋ねると、「転売目的の来店者が多かったことを受け、店舗側の判断で条件を設けている」と回答した。 
 「店舗の規模や人員によって対応が異なり、在庫が多い店舗では条件が少し緩くなっている場合もある」と語り、販売ルールが各店舗の裁量に委ねられている実態を示した。同じ量販店チェーンであっても店舗によって販売条件が異なっているようだ。 
 過去に同チェーンのオンライン抽選販売などでSwitch 2を購入した履歴がある場合、店頭では再購入できないルールもあるという。 
 「マリオカート同梱版」「ポケモン同梱版」「通常版」の3種類のうちいずれかを購入した時点で、他のモデルも含めて購入できなくなると説明した。本体のバリエーションにかかわらず“1人1台”というルールを徹底している形だ。 
 かつては販売条件を一時的に緩和したこともあったが、「すぐに転売目的と思われる方が並ばれたため、元の条件に戻した」と振り返る。販売現場では、人気商品の販売が難しい状況が続いているという。 
 販売員は「ゲーム機やApple製品、ポケモンカードなど、他の人気商品でも転売目的の購入があるため、カードを条件にする販売が多くなっている。仕方ない部分もある」と語った。 
 このように、Switch 2が単に供給不足だから買えない状況が続いているのではなく、販売現場が転売対策に追われている構造が分かる。任天堂の出荷ペースが読みづらく普通に販売できない状況下でも、店舗としては言うまでもなく「売りたい」というのが本音だろう。 
 実際、「任天堂さんからも厳しくいわれており、思うように自由に売れない……。普通に売りたい」と本音を漏らす店舗も存在する。 
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 https://news.yahoo.co.jp/articles/1cdd7f73cc15f1466d111c69707bd35dd590df17 
引用元: ・「Switch 2」任天堂が厳し過ぎて家電量販店「普通に売りたい」…販売ルール緩和できず、特定のクレカを所持していることが必須条件など [おっさん友の会★]