スポンサーユナイテッドによれば、北米のスポーツリーグで年間スポンサー収入が20億ドルを超えたのは2022年のナショナル・フットボール・リーグ(NFL)に続いて2番目だ。
MLB全体で、ユニフォームの袖などにスポンサーのロゴを付ける「プレミアム・ジャージー・パッチ(PJP)」契約を結ぶ球団が増えており、新たな収入源となっている。
 平均契約額に基づくと、各球団に年間およそ1700万ドル(約26億円)の収入をもたらしている。2025年には、ワシントン・ナショナルズが全米退職者協会(AARP)と、ミネソタ・ツインズがセキュリアン・ファイナンシャルと、 
 コロラド・ロッキーズがヨーク・スペース・システムズと、シアトル・マリナーズが任天堂と、オークランド・アスレチックスがラスベガス観光局とそれぞれPJP契約を締結した。 
2025年現在、30球団のうち28球団がPJP契約を獲得している。2023年時点ではこの契約を締結していた球団は半数強(53%)にとどまっており、短期間で急激に増えている。
スポンサー収入の内訳を業種別に見ると、金融サービスが2億8400万ドル(約437億円)でダントツのトップとなっており、全体の14%を占めている。
以下、アルコール・飲料(1億6700万ドル)、保険(1億6400万ドル)、自動車(1億4600万ドル)、ヘルスケア(1億3000万ドル)と続いている。
前年比の伸びでは小売りが32%増と最も大きく、業界全体で9700万ドル(約150億円)の収入をMLBにもたらした。テクノロジー(21%増)がこれに続き、金額は1億300万ドル(約159億円)となっている。
■「規格外」のドジャースが成長牽引
スポンサーユナイテッドの創業者であるボブ・リンチ最高経営責任者(CEO)によると、スポンサー収入の驚異的な成長はつまるところ“規格外”の一球団に起因している。
スポンサーユナイテッドによると、ドジャースは年間スポンサー収入が2億ドル(約310億円)に達する北米初のプロスポーツチームになる見通しだ。
ドジャースには76社のスポンサーがついており、そのなかには日本企業20社が含まれ、うち6社は2025年に新たな契約を結んでいる。これは、大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希という日本人3選手の加入による経済的な見返りの大きさを示している。
球団スポンサー分野でドジャースがどれほど突出しているかを説明する数字をひとつ挙げると、ドジャースのスポンサー契約の1件あたり平均額はMLB全体の平均のざっと5倍だ。これはドジャースの世界的な訴求力と商業面の強さを反映している。
ドジャースはニューヨーク・ヤンキース、ボストン・レッドソックス、シカゴ・カブス、アトランタ・ブレーブスとともに、スポンサー収入が1億ドル(約154億円)を超える5球団のひとつとなっている。
■大谷、個人スポンサーでも1億ドル稼ぐ
先に触れたように、ドジャースはスター選手である大谷の力を商業面でも大いに活用している。その大谷は個人でも驚異的な額のスポンサー契約を獲得していて、スポーツメディアのスポーティコによると2025年のスポンサー収入は1億ドル(約154億円)に達すると見込まれている。
大谷の試合見るとフェンスやバックスクリーンの広告が全部ずっと日本の企業のだけど、
来季はネトフリ独占になるから視聴者は激減するがどうすんのかね。
日本だと税リーグさんは見事に失敗したけど
終わりに向かっているだけだろ、それか大谷さんに別のスポーツとか宇宙飛行士とかやってもらうとか
そういう新しい路線開拓するしかないと思う