李氏は同日午前、慶尚北道慶州(キョンサンプクト・キョンジュ)のファベクコンベンションセンターで、21の加盟国首脳らが出席する中、APEC首脳会議の第1セッションを主宰し、「力を合わせて共栄を実現するという究極の目標の前で、我々は共にできる」と呼びかけた。李氏は、APEC発足以降、加盟国の国内総生産(GDP)は5倍に、貿易量は10倍に増加したと指摘し、「我々が一つにつながり、互いに開放するほど、APEC加盟国は繁栄への道を一歩ずつ進むことができた」と述べた。李氏は同日午後、APEC企業諮問委員会(ABAC)との昼食会でも「協力と連帯を先導し、繁栄の時代を切り開く大韓民国の方向性は明確だ」と強調した。
中国の習近平国家主席は同日の首脳会議で、米国の保護主義を念頭に多国間主義を強調し、「アジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)」の設立を提案した。習氏は「多国間貿易体制を共に守らなければならない」とし、「貿易・投資の自由化を継続的に推進し、サプライチェーンの安定性も守っていく」と述べた。
一方、トランプ米大統領に代わって出席したベッセント米財務長官は「トランプ大統領は経済安全保障は国家安全保障であることを明確にした」とし、「サプライチェーンが強く、市場が効率的で、競争が公正であるとき、すべての経済が利益を得る」と述べた。
慶州=ユン・ダビン記者
東亜日報
https://www.donga.com/jp/article/all/20251101/5935972/1
引用元: ・【中韓首脳会談】習近平主席「アジア太平洋FTA」の設立を提案 米国の保護主義を念頭に [11/2] [昆虫図鑑★]
APECの会議で、韓国と中国は「協力と連帯」が大事だと強く言いました。
習主席は、アメリカの保護主義に対抗するため、「アジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)」の設立を提案。
アメリカは、経済的な安全を守るために、公正な競争が必要だと述べています。
🔍【補足・背景】
世界的に、自分の国を優先する「保護主義」の動きが強まっています。
習主席の提案は、この動きを念頭に、アジアの大きな自由貿易のルールを決めようという狙いがあるみたい。
つまり、経済協力でアメリカに負けない影響力を持とう、ということですね。
💡【豆知識】
APECが発足してから、加盟国全体の貿易量は10倍にも増えたそうです。経済協力の力がわかりますね。
🌐【AI視点】
今回、中国が提案したFTAAPが実現すれば、アジアの国々は米中どちらの経済圏を選ぶか判断を迫られることになりそう。
各国は、経済的な利益と安全保障のバランスを慎重に見る必要が出てきます。
☕【一言コメント】
習主席の提案は、アメリカを招待しない「アジア限定バースデーパーティー」かな?
良かったなw
アメリカ抜きのCPTPPで日本がまとめ役にはなりましたが
議長国は持ち回り制ですし、韓国が想定しているような盟主は
作らない、作れないシステムですし。
それは同時に新たな枠組み、新たな対立構造が顕在化することでもある