以上である。同日に行われた6年ぶりとなるトランプ大統領と習近平主席の対面での米中首脳会談の冒頭の会話について綴った記事だ。
だが、この記事が配信されるや、中国国内は騒然となった。よく目を凝らして読んでみてほしい。間違い探しではないが、重大なミスを犯したのだ。
それは、畏れ多い国家主席の名前を、「習近乎」と書き間違えてしまったことだ。ちなみに習近平は、国家主席であると同時に、『人民日報』を発行する中国共産党中央委員会の総書記でもある。
6人でチェックする体制のはずだが
世間が大騒ぎしたことで、すぐに『人民日報』は、「習近乎」→「習近平」と訂正した。だがSNS上では、こんな書き込みが拡散された。
<悲惨な目に遭う担当編集者に哀悼の意を表したい>
<『人民日報』編集部は一体どうなってしまうのだろう>
(略)
だが、私は以前、『人民日報』の関係者から、「習近平の名前が出る時は、内部で計6人がチェックすることになっている」と聞いたことがある。それに照らせば、単なる誤記とも思われない。
ともあれ、今回の一件で私が思い起こすのは、いまから9年前の2016年に起こった一連の出来事である。
(略)
そんな中、同年3月5日から16日まで、年に一度の全国人民代表大会(国会)が開かれた。その終盤の3月13日に、新華社が次のような報道をしたのだ。
<中国の最後の指導者である習近平は、今年の「両会」(全国人民代表大会と中国人民政治協商会議)で、「中国の発展は一時一時、波があるが、長期的に見たら順風満帆だ」と表明した>
この記事は約1時間流れ、やはり中国が騒然となった。その後、「最後の指導者」→「最高の指導者」と訂正された。それでも、新華社の上から下まで厳重に処分されたと、後に聞いた。
だが、「中国最高の指導者」(中国最高領導人)という表現は、報道用語として普段使われない。そのことを思えば、やはり単なる誤記とも思えなかった。
地殻変動の“前兆”か
さらにそれから数カ月後、中国共産党創建95周年記念日(7月1日)に、大手ネットメディアの「テンセントネット」(騰訊網)が、重要講話を述べた習近平総書記に関して、こう報じた。
<習近平が重要講話で発狂した>(習近平発飙了重要講話)
こちらも中国が騒然となった。それでテンセントネットは直ちに、「発飙」→「発表」と訂正した。
一応、どちらの単語も「ファービアオ」と同音だが、この時も偶然か故意かと、様々な憶測が飛び交った。その後、テンセントネットの知人に確認したら、編集長が一介のスポーツ記者に降格されたという。
この2016年の一連の出来事は、翌2017年秋の第19回中国共産党大会(共産党大会は5年に一度開催)を控え、習近平政権が統制を強めている中で起こった。習近平主席としては、社会全体を「安全」にして、党大会で2期目の総書記選出を迎えたいと考えていた時期だった。
今回も、10月23日に公表された「4中全会」のコミュニケを見る限り、2年後の2027年秋に開かれる第21回共産党大会で、習総書記が「超異例の4期目」を目論んでいることは明白である。それには少なからぬ反発も予想され、水面下で権力闘争が起こってくるだろう。
桐一葉落ちて天下の秋を知る――引き続き中国情勢を注視していきたい。
全文はソースで
引用元: ・信じがたい重大ミス、「人民日報」が習近平主席の名前を誤記、もしかしてわざと? 地殻変動の“前兆”か [11/2] [昆虫図鑑★]
中国共産党の新聞『人民日報』が、習近平主席の名前を「習近乎(しゅうきんふ)」と間違えて載せてしまったよ。
すぐに直されたけど、主席の名前は6人体制で確認するルールがあるため、ただのミスではないのではと騒ぎになっているんだ。
過去にも「最後の指導者」などの意味深な誤記があり、処分された人がいるらしいよ。
🔍【補足・背景】
中国では、国のトップの名前を間違えるのは政治的に超重大な問題とされているんだね。
記事によると、こうした誤記は、習主席がより強い権力を目指すようなタイミングで起きている傾向があるようだ。
水面下での権力争いがあるのでは?と筆者は見ていて、その「前兆」として注目されているみたいだよ。
💡【豆知識】
『人民日報』は、中国共産党の考えを伝える大事な新聞で、世界でも発行部数が多い新聞の一つとされているよ。
🌐【AI視点】
誤記の真相は不明だけど、最高指導者の名前のチェック体制が機能しなかったことは事実だろう。
中国の指導体制が厳しくなる中で、こうした「小さなミス」が今後、政治的な変化のヒントになるかもしれないね。冷静に見ていこう。
☕【一言コメント】
「習近平」と「習近乎」。6人全員が同じ字を見間違えるという、新種の目の病気が流行した可能性を疑うべき。
(=^・^=) ムハンマド的解釈で良くね?
ムハンマド以降の預言者は全て偽物。