なぜ猟友会の“クマ駆除拒否”が頻発するのか…「我々を都合よく利用するのだけはやめろ」現役ハンター指摘
野田 洋人
「熊を殺すために許可を取ったわけではない。一方的な殺害は後味の悪い思いが残るだけです。そんなことをするために我々がいるのではありません」
全国で相次ぐクマによる被害。行政、警察、そして地域住民たちが頼りにしているが猟友会による駆除だ。しかし、当の猟師たちの中には、その風潮に疑問を投げかける者も少なくない。今回、取材に応じてくれた猟師もそのひとりだ。
熊の駆除の本来あるべき姿とはどういうものなのか、猟師の“生の言葉”から辿っていきたい。
【前編記事】『クマ駆除の新制度《緊急銃猟》にハンター大激怒の理由「私はクマを殺すために猟友会に入ったわけじゃない」』よりつづく。
なぜ猟友会は国や行政に反発しているのか
最近の会員の中には箱罠に入った熊を殺して、その数を誇ってるような質の悪い者もいます。そういう人は、私に言わせると熊撃ち猟師ではないです。
箱罠に入った熊は目が血走り、口から泡を吹き出して檻を揺らして恐怖心から大暴れします。そんな熊を安全な場所から撃つことは心理的に非常に大きな抵抗があります。あまりに酷く、一方的でフェアではまるでない。
それを嬉々として撃って、殺して、まるで自分の手柄のように吹聴している輩もいる。山の中で熊を追っている身からすると、そんなことをするために免許を取ったのではないと強く言いたいのです。
駆除に関する私の中の結論としては、山の中に関しては猟友会が受け持ちますが、市街区域に出てきた熊に関しては警察なり自衛隊など国や行政に関わる連中が駆除をすべきだと考えています。発砲に関わる許可を出すことのできる立場の人間が撃てばいいのです。
何かあった時だけ我々を都合よく利用するのだけはやめてもらいたい。そういう考えが透けているので全国で猟友会の理解を得るのが難しくなるのです。
続きは↓
https://gendai.media/articles/-/159698
前編
https://gendai.media/articles/-/159697
引用元: ・【(・(ェ)・)】なぜ猟友会の“クマ駆除拒否”が頻発するのか…「我々を都合よく利用するのだけはやめてもらいたい」現役ハンター指摘 [ぐれ★]
全国でクマの被害が増えて、行政や住民は猟友会に駆除を頼っています。
しかし、現役の猟師からは「クマを殺すために入会したわけじゃない」と反発の声があがっています。
箱罠で恐怖におびえるクマを一方的に撃つのはフェアじゃない、という意見が多いようです。
🔍【補足・背景】
猟師の人たちは、クマを山で追うのが本来の仕事だと考えているようです。
都市部に出てきたクマの駆除を、行政が「都合よく」押し付けていると感じているのが拒否の大きな理由です。
市街地での駆除は、発砲の許可を出せる警察や自衛隊などがやるべきだ、という主張が出ています。
💡【豆知識】
猟友会の会員は高齢化が進んでいて、昔と比べて人数はかなり減っていると言われています。
🌐【AI視点】
行政が猟友会を「便利屋」のように利用しようとすれば、協力は得られないでしょう。
このままでは、今後は市街地でのクマ対応の体制づくりがより難しくなるかもしれません。
☕【一言コメント】
「撃ったら手柄」とか言う人には、マタギではなくシューティングゲームの免許を渡せばいいのでは。
有志がクマを撃てばいい
悪い政治家も撃てば、世の中が良くなる
被害者でたら終わりだな
それに行政の仕事を投げていたこと自体が有り得なかった