会談冒頭、両国の国旗の前に立った両首脳の表情は笑顔がなく硬かった。互いに右手で握手をして記念撮影をする際、首相は少し笑みを浮かべたが、習氏は表情を崩さなかった。
報道陣に公開された会談の冒頭、習氏は「高市首相が就任された後、『中国は日本にとって重要な隣国であり、建設的かつ安定した対中関係を構築し、両国の戦略的互恵確認を包括的に推進する』旨の発言があった」と言及し、「これは、高市首相及び新しい内閣の中日関係への重視の表れだ」と評価した。そのうえで「私が高市首相と意思疎通を共にし、共に中日関係が正しい軌道に沿った、前に向かった発展を推し進めていく用意がある」と語った。
習氏はまた、世界情勢が大きく変化していると指摘したうえで、「国際と地域の情勢が変動と混乱が入り交じり、中日両国が一衣帯水の隣国であり、とても、重要な近隣同士であると思う。中日関係の長期にわたる健全かつ安定した発展を推し進めていくことは両国人民、及び国際社会の普遍的願いに合致している」と語った。さらに「中国側は日本側と共に中日の四つの政治文書が確立した原則と方向性に基づき、共に両国関係の政治的基礎を守り、中日の戦略的互恵関係を推進し、新時代の要求に合致する建設的かつ安定した中日関係の構築に力を入れていく用意がある」と述べた。
これに対し、首相は「中国は日本にとって重要な隣国だ」と改めて強調。「日中両国は地域と国際社会の平和と繁栄という重要な責任も有している。戦略的互恵関係の包括的な推進と建設的かつ安定的な関係の構築という日中関係の大きな方向性を改めて確認したい」と語った。また、「日中間には様々な懸案と課題もあるが、それらを減らして理解と協力を増やして具体的な成果を出していきたい」と述べた。
さらに、首相は「私は信念と実行力を政治信条としてきた。習主席と率直に対応を重ねて首脳同士の関係も深めていきたい」と語った。
朝日新聞社
https://news.yahoo.co.jp/articles/4e668d074ae9b1630c1996dd8f68b36c2c708449
引用元: ・【朝日新聞】高市首相、習近平氏と初会談 「中国は日本にとって重要な隣国」[10/31] [昆虫図鑑★]
高市さん、いいこと言ってるぞ
市
早
苗
さっ察し
同盟とか価値観の共有とは言ってない