番組では、30日に韓国・釜山の空港で行われたトランプ米大統領と中国の習近平国家主席による米中首脳会談について特集。両者の対面会談は第2次トランプ政権では初。両国が貿易摩擦による報復として表明した主な措置を1年停止することで合意した。トランプ氏は米国が対中追加関税を10%引き下げると表明。中国はレアアース(希土類)の輸出規制導入を停止し輸出を継続するとした。
また、トランプ大統領が会談前に自身のSNSに「他国の核実験計画を受けて、戦争省に対等な立場で核実験を開始するよう指示した」と投稿したことにも触れた。
玉川氏は「今回の首脳会談は、強がるトランプ、余裕の習近平っていうことですね」とキッパリ。「第1次トランプ政権の時に、中国は痛い目を見たので、関税をかけてきた時にどういう風に対処するかっていうのも、時間をかけて用意してましたよね。だから、結局はレアアースは切り札。これが切り札になるって中国は分かった上で、余裕を持ってこの切り札切ってきたっていうこと。だから、アメリカはいろんなところに関税をかけて、貢物を引き出しているわけですけど、中国にはそれができなかったっていう、それが今回の結論だと思います」と見解を示した。
そのうえで「結果的には大豆をちゃんと中国も買いますよってことで喜んだ。それからレアアースは1年先送りで、アメリカに入ってくるってことで喜んだと。で、それを逆に強がっているっていう構図だと思いますね」と指摘。「この先どうするんでしょうね。こうやって、デカップリング進めていくっていう風なことは、最終的にはコストが高くなるっていう形でアメリカに跳ね返るんですけど、それをアメリカは耐えられるのかって問題が、デカップリングを進める上では重要になってくるかなと思います」とコメントした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ed957768ff128a3821a1b828b59d525e55522135
引用元: ・玉川徹氏 米中首脳会談は「強がるトランプ、余裕の習近平」とキッパリ「この先どうするんでしょうね」[10/31] [昆虫図鑑★]