ネットワーク名は「サーキュラーエコノミー(CE)チャレンジャーズ」で参画するのは、▽アビヅ(名古屋市)▽イボキン(兵庫県たつの市)▽オリックス環境(東京都港区)▽こっこー(広島県呉市)▽HARITA(富山県高岡市)―のリサイクル事業者5社。
ネットワークでは事業者間が連携し、リサイクルアルミ原材料のトレーサビリティを確保するルートや品質確保を可能にする解体・回収・分別システムを構築。適切な保管・管理・運搬システムを確立し、水平リサイクルによる付加価値の提供を行う。
取り組みにより、天然資源から製造されるアルミ新地金と比較して、製造過程における温室効果ガス排出量を約97%削減する。また、建物解体から中間処理、高度選別処理、製品化までを一貫して担うシステムにより、脱炭素化に取り組む事業者が求める信頼性の高い環境配慮型製品のニーズにも対応できるといった利点があるという。
ネットワークでは今後、建設・環境分野などの企業との連携強化や自治体、リサイクル事業者との協力体制を構築し、全国規模での回収ネットワーク拡大やアルミのリサイクル率向上を目指す方針だ。
アルミは優れたリサイクル性を持つことから、脱炭素や資源循環型社会の実現に貢献する素材として注目されている。しかし、日本国内で年間回収されるアルミスクラップ約131万トンのうち、4割に当たる約46万トンが海外に輸出されていることから、国内循環利用が課題となっている。
10/29(水) 6:02配信 鉄鋼新聞
https://news.yahoo.co.jp/articles/e8b6e094f590c2a3a6b6e4840f405bf70773c058
引用元: ・【企業】三協立山とリサイクル事業者5社、アルミサッシを水平リサイクル。事業間ネットワーク結成 [シャチ★]