Japan Patent Office rejects Nintendo application relevant to Palworld dispute, cites games like ARK as prior art after third-party submission
https://gamesfray.com/japan-patent-office-rejects-nintendo-application-relevant-to-palworld-dispute-cites-games-like-ark-as-prior-art-after-third-party-submission/
引用元: ・特許庁が任天堂の特許を却下したとの報道 パルワールド訴訟で特許侵害の根拠とされる特許の一つ [323057825]
負けることあるんだな
AIによる要約
(内容の正確性については保証しませんので、記事を参照してください)
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要点まとめ
1. Japan Patent Office(JPO)が、Nintendo Co., Ltd. の特許出願「2024-031879号」(※優先日 2021年12月)を、**「進歩性(inventive step)がない」**として非最終拒絶通知を出しました。
2. この出願は、Palworld を開発・発売した Pocketpair Inc. に対して任天堂側が主張している「モンスター捕獲/連れ出し」等のゲームメカニクスに関する特許群の一部です。
3. JPOがこの拒絶を判断する際に挙げた 先行技術(prior art) には、以下のようなゲームが含まれています:
ARK: Survival Evolved
Monster Hunter 4
Craftopia(Pocketpairの旧作)
Kantai Collection(ブラウザゲーム)
Pokémon GO
これらすべてが優先日に先立って当該メカニクスを実装・公知していたと認められたため、任天堂の出願が「新規性・進歩性で足りない」とされた、というものです。
4. ただし、この拒絶は「非最終的」なもので、任天堂は60日以内に意見書の提出や特許請求の範囲の修正を行うことができます。出願自体は完全に取り下げられたわけではありません。
5. この結果は、任天堂がPalworldを巡ってポケットペアと係争中の特許訴訟(日本・東京地方裁判所)において、任天堂側の主張を弱める可能性があると報じられています。裁判において特許庁の判断が直接的に法的効力を持つわけではありませんが、技術的評価として裁判所も参考にするためです。
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意義・背景
任天堂は、「モンスターを捕獲して連れ出し/連れて行く」等のゲームメカニクスについて、自社が特許を有しており、Palworldがそれを侵害していると主張しています。
ポケットペア側は、これらのメカニクスは既に多くのゲームで使われており、任天堂の特許出願には「新しい発明」として保護すべきものではないと反論してきました。
今回のJPOの判断は、ポケットペア側の「先行技術の存在」主張を支持する材料になる可能性があります。
ただし、出願の取り下げ・権利無効確定という段階ではなく、あくまで審査過程での拒絶通知という点に注意が必要です。
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