【アニメ】『ONE PIECE（ワンピース）』、2026年から物語の凝縮化で「原作1話分をアニメ1話分として放送」　年間最大26話放送

＜ONE PIECE＞テレビアニメ　2026年から年間最大26話放送　原作1話＝アニメ1話に　4月に「エルバフ編」突入

　尾田栄一郎さんの人気マンガが原作のテレビアニメ「ONE PIECE（ワン）」（フジテレビ系、日曜午後11時15分）が、2026年から年間の最大放送話数を26話とすることが分かった。

　今後、ストーリーが「ONE PIECE」世界の核心に入っていくための体制強化と物語を凝縮させるため「原作1話分をアニメ1話分として放送」することを念頭においた制作方針に挑戦するべく、年間最大26話を放送することになった。

　年内は「エッグヘッド編」の完結に向け、本編33話＋特別編5話が放送される。2026年1～3月は充電期間となり、4月から新シリーズの「エルバフ編」が放送される。

　10月28日にYouTubeで配信された番組「ONE PIECE NEWS」で発表された。「エルバフ編」のティザービジュアル、麦わらの一味の衣装設定画が公開された。

　「ONE PIECE」のハリウッド実写ドラマシリーズのシーズン2「INTO THE GRANDLINE」が2026年3月10日からNetflixで世界独占配信されることも発表された。

　シーズン2では、ついに麦わらの一味が“偉大なる航路（グランドライン）”へと進んでいくことになる。

　同作の小説シリーズが原作のアニメ「ONE PIECE novel HEROINES」に登場するナミ、ニコ・ロビンのキャラクターデザインも公開された。

　「ONE PIECE」は、手足などがゴムのように伸びる麦わら帽子の青年・ルフィが、海賊王を目指して仲間と共に大海原を冒険する姿を描いている。1997年に「週刊少年ジャンプ」（集英社）で連載が始まった。

　コミックスの全世界累計発行部数は5億1000万部以上。1999年にテレビアニメの放送を開始し、2024年10月にはアニメ放送25周年を迎えた。今年4月に、放送枠を日曜午前9時半から日曜午後11時15分に移行した。