かつてない高値圏での展開に株式投資への関心も高まっているが、どう銘柄を選んでいくか考えるうえでは、億超えの資産を築いた“億り人”の話に耳を傾けたい。
資産20億円超の89歳現役トレーダーとして注目を集める「シゲルさん」こと藤本茂さんは、この“上げ潮相場”にどう向き合っているのか。午前2時に起きて米国市場の動きをチェックしつつ、日々積極的な売買を繰り返すシゲルさんに聞いた。
「高市さんが自民党新総裁になって、株式市場もわーっと盛り上がったけど、公明党が連立離脱してまた下がって、今度はどうにか連立相手を組み替えて女性初の総理大臣になるとわかったら、日経平均も史上初の5万円目前まで上がった。激しい値動きが続いたけど、実はこういう時が一番儲かるんちゃうかな」
そう口にするシゲルさんに理由を尋ねると、答えは明快だった。
「株は“安く買って高く売る”のが基本。こういう値動きが激しい時だからこそ、安くなったところで買って、高くなったところで売れば儲かるわけです。
事前に何が上がるかははっきりわからんでも、下がっているものはわかるから、安くなったところで買って、上がったら売ればいい。それだけや」
実際に「高市トレード」で利益の出た銘柄も教えてくれた。
「最近では、イタミアート(東証グロース・168A)かな。のぼり旗など広告宣伝用商材をネット販売する会社で、生成AIを活用して業務の効率化などサービスの向上を目指している。9月に今期(2026年1月期)の業績予想の上方修正を発表して、決算もいいようやけど、株価の値動きが激しいことが一番のポイントでした」
イタミアートの株価は、10月上旬までは1200円前後であまり動かなかったものの、10月15日には前日より200円以上上がって一時1450円台をつけ、終値は1394円。翌16日にはさらに200円以上上がって一時1600円をつけ、終値は1520円となった。だが、翌17日には1400円台まで下がり、高市首相が誕生した21日には1500円台まで値を戻したものの、翌22日には1300円台とまさに上げ下げを繰り返している。
「それだけ値動きが激しいからこそ、安くなったら買えばいいし、高くなったら売ればいいわけや。結局、その間に何回も売買して、1000万円くらい儲かったんちゃうかな。ここ最近では“ホームラン”といってもええかな。もちろんこれ以外にもたくさん売買していますよ」
常時80銘柄ほどウォッチしているシゲルさんは、銘柄ごとに値動きのクセをつかんでおり、少しの値動きでも見逃さずに捉えられるというわけだ。
そして安くなったところで買うこともさることながら、買った銘柄の株価がたとえ下がったとしても「損切り」はしない。その代わり、株価が1円でも上がったら利益を確定する。
「大化けを狙うんじゃなくて、こまめに利益を積み重ねることで損をしないのが第一やろ」
【プロフィール】
藤本茂(ふじもと・しげる)/19歳で株式投資を始め、1986年に転換社債の投資を機に専業投資家になる。66歳でパソコンを買い、ネット取引に移行。70年間、個人投資家として相場に挑み、現在の資産は20億円を超える現役トレーダー。「投資に年齢は関係ない」がモットー。
https://news.yahoo.co.jp/articles/62b51996d4a7b524ba03e62ac0cc51ad785a4f84
引用元: ・【高市トレード】89歳現役トレーダー・シゲルさん 「値動きが激しいからこそ、安くなったら買えばいいし、高くなったら売ればいいわけや、1000万円くらい儲かったんちゃうかな」
まあそれが出来ない人間がいるからありがたく儲けさせてもらえるんですよね
何が楽しいんだろうな
金の奴隷は
つまるところ富裕層の奴隷よ
それだけ富裕層が儲かる
これ意味がわからん売るの?売らないの?