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岡山市は28日、姉妹都市の米カリフォルニア州サンノゼ市に贈った銅製の桃太郎像が何者かに盗まれていたことを明らかにした。現地の警察が捜査しているという。
【写真】切断され、足だけになってしまった銅像
岡山市国際課によると銅像(高さ約1・5メートル)は1993年に友好の象徴として寄贈したもので、サンノゼ市庁舎に近い公園に置かれていた。イヌ、サル、キジを連れた桃太郎が遠くを見渡す様子を表現しておりJR岡山駅前にある桃太郎像と同じ構図の作品だという。
16日に同課がサンノゼ市からメールで受けた報告によると、像は電動のこぎりのようなもので根元から切断され、台座部分だけが残されていたという。盗まれた日時は分かっていない。
同課の担当者は「現地の人に愛されていたと聞いていたので、とても悲しい。戻ってくることを願っている」と話している。
岡山市は同様の桃太郎像を、いずれも姉妹都市の中国・洛陽市、コスタリカ・サンホセ市、ブルガリア・プロブディフ市にもそれぞれ贈っている。