ハリケーン「メリッサ」が5段階で最上位となる「カテゴリー5」の勢力を保ったままジャマイカに向かって進んでおり、島国全体に壊滅的な被害をもたらす恐れがある。
米国立ハリケーンセンター(NHC)の発表によると、ニューヨーク時間27日午後5時時点で、メリッサの最大風速は秒速約77.8メートルに達している。
同センターは、メリッサの暴風によって建造物の「完全な構造的崩壊」が引き起こされる可能性があると警告。特に山間部や丘陵地など暴風の直撃を受ける地域では、風速がさらに30%強まる恐れがあるという。
今後数時間で突風の強さは多少変動する可能性があるが、高潮と壊滅的な洪水が発生するのは確実とみられる。勢力を維持したまま上陸すれば、メリッサは観測史上初めてジャマイカに上陸するカテゴリー5のハリケーンとなる。
同センターのハリケーン担当シニアスペシャリスト、ジャック・ベベン氏は「安全な避難場所から決して外に出ないように」と呼びかけ、27-28日にかけて「壊滅的で生命を脅かす鉄砲水や多数の地滑りが発生する恐れがある」と警鐘を鳴らした。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-10-27/T4T987GOT0JL00
引用元: ・ハリケーン「メリッサ」、前例のない勢力を保ったままジャマイカに接近中 [422186189]
瞬間風速ではなく平均風速では現時点で日本記録を超えている