<JPモルガン・チェース銀行 為替調査部長 棚瀬順哉氏>
高市政権は物価高対策を経済政策の優先事項に据えており、日銀のハト派化で円安と国内のインフレがスパイラル的に加速する状況は、誰にとっても望ましくない。それを阻止するための日銀の利上げに対して、(政府が)介入するというのは考えづらい。高市氏の利上げに対するトーンも否定的な見解を示していた昨年と変わっている。
OIS市場で5割程度から一時ほぼゼロにまで低下した自民党総裁選以降の10月利上げ期待の後退はやや行き過ぎだとみているが、織り込みが今のままで日銀が利上げに踏み切ればサプライズとなり、円高が進行するだろう。据え置きなら、利上げが困難との市場の思惑をサポートする内容となるほか、円安容認と市場が捉える可能性もあり、円売り安心感が出て円が新たに売られるリスクは出てくる。
日銀会合までのごく短期的なリスクにはなるが、やや回復したとはいえ日銀の利上げ織り込みはまだ低く、もう一段織り込み余地がある。ドル/円相場との相関が続くのであれば、ドル/円の下落につながりやすく、例えば利上げ期待が3割まで高まればドル/円は150円を割れる。総裁選以前の5割程度に戻れば147円台。10月の利上げ期待が高まり、ドル/円が下落する方向に傾いている。
詳細はソース先 2025/10/29

引用元: ・市場関係者「日銀ハト派化で、円安と物価高が加速するのは望まれていない」「30日に利上げならサプライズ」 [お断り★]
金利は据え置きやな
物価高はマジで大半の日本人が結構なダメージ喰らうし、ガザの停戦もそろそろやばいし高市祭りも終了間近に見える