1: no data匿名さん 2025/10/29(水) 20:09:12
紛争が続くアフリカのスーダンで、準軍事組織が新たに制圧した都市において、住民の大量虐殺を行っていると報告されている。民族的動機による大量殺戮準軍事組織「即応支援部隊（Rapid Support Forces：RSF）」は10月26日に、スーダン西部ダルフール地方の都市、エル・ファシェルにあるスーダン軍の基地を制圧したと発表した。その後、「RSF」が民族的動機による大量殺戮や、その他の残虐行為を行っているとする報告が相次いだという。スーダン軍と同盟を組む「統合部隊（Joint Forces）」は10月28日の声明で、「RSF」がここ数日で2000人以上の非武装の民間人を処刑したと発表した。非アラブ系先住民に対する民族浄化地元活動家が公開した動画には、「RSF」の戦闘員が、地面に座り込む非武装の民間人を至近距離から銃撃する様子が映っていたそうだ。オープンソース情報と衛星画像を用いてスーダン紛争を監視している、イェール大学人道研究室は、「RSF」による大量殺戮を裏付ける証拠を発見したとし、10月28日には声明で次のように述べた。「強制移住と即決処刑を通じて、フール族、ザガワ族、ベルティ族といった非アラブ系先住民コミュニティに対する、組織的かつ意図的な民族浄化の過程にあるようだ」またイェール大学人道研究室のNathaniel Raymond所長は「これは、まだ暴力の波の始まりに過ぎません。このような暴力のレベルは見たことがありません。これは、最初の24時間におけるルワンダでの殺戮に匹敵するものです」と述べている。このダルフール地方における紛争は、アラブ系住民と非アラブ系住民との対立がきっかけとされ、今回の内戦も2023年から続いているという。（了）
【日時】2025年10月29日 20:05
【提供】Switch News
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