母国開催であること、さらには米女子ゴルフメジャーで優勝者を輩出し続けてきた“ゴルフ強国”韓国のプライドもある。そして、相手がライバルである日本ということもなおさら負けられなかった理由だ。
とはいえ、近年の米ツアーを主戦場にする日本勢の強さを韓国も十分に認めており、ユ・ヘランは「警戒すべきは日本」と前日会見で語っていたほど。山下美夢有、西郷真央、竹田麗央、古江彩佳という豪華メンバーを相手に、最後は18番ホールで韓国チーム主将のキム・ヒョージュが1メートルのバーディパットを外し、山下がバーディを奪取する劇的な幕切れ。
試合後の会見でキム・ヒョージュは「私が罪人(チェイン)」と語るほど、自責の念を感じ、元世界1位のコ・ジンヨンとチェ・ヘジンは大泣きしていた。それだけ韓国チームにとって“日韓戦”はすべてのプライドをかけた試合だった。
時に涙を流すほど熱くなるのが韓国の国民性だろうか。それはサッカーや野球を見てもそうだが、相手が日本になると、熱くなりがちな側面はある。日本の立場からすると「そこまで熱くならなくても…」と思ったりする人も多いのも事実で、スポーツの世界でのそうした情熱は、勝負の世界では必要な要素とも感じる。
世界ランク50位以内に韓国14人、日本9人…この差をどう見る?
この“日韓戦”の結果を多くの韓国メディアが報じていたが、韓国の敗戦を嘆くものもあれば、改めて日本の強さに注目する内容もあった。
スポーツ・芸能専門サイト「スポータルコリア」は「もうLPGAは日本の舞台だ。近年は日本の女子ゴルフの勢いが恐ろしい。今季米メジャー2つを日本選手(西郷と山下)が制覇している」と伝えた。
また、同サイトは「LPGAに若く、勝負強い選手たちが変化を起こしている。その結果、改めて日本の選手がシャンパンを開けるセレモニーの主人公になっている」と海外ゴルフ専門誌「オーストラリア・ゴルフダイジェスト」の記事内容まで伝えるほど。
最終的に日本は決勝トーナメントでアメリカと世界選抜に敗れて4位となったが、米女子ツアーではこれからも日本勢の存在感は増していくだろう。
とはいえ、韓国は以前のような勢いはなくなったかもしれないが、世界ランキング50位以内に14人。一方の日本は9人だ。勢力では韓国が“まだ上”という見方はできるが、日本がこの数を抜くのは時間の問題かもしれない。
金明昱
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/0385a2c85be5a664f71e0f0394245959a13757f3
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