読売新聞
横浜中華街(横浜市中区)で食べ歩きをメインに楽しむ観光客が増加している。SNSへの写真投稿を意識する若者が多く、食べ歩きに特化した店が増える一方、老舗の中華料理店では閉店に追い込まれる店も出ている。横浜の一大観光地が変わりつつある。(横浜支局 佐藤官弘)
「ショウロンポウにダージーパイ(大鶏排)、フルーツあめも食べた。街の雰囲気を感じられて満足です」。札幌市から訪れた大学2年生(20)は9月中旬、友人と食べ歩きを楽しんでいた。
約400店がひしめく横浜中華街はコロナ禍以降、団体客よりも家族や友人ら少人数で訪れる人が増え、大通りには手軽な食べ歩きグルメを扱う店が目立つようになった。横浜市の推計では、中華街を訪れた人は2021年に約866万人に落ち込んだが、24年は約1657万人に回復。最近は訪日客も多く、平日でもすれ違う人と肩がぶつかりそうなほどの混雑ぶりだ。
元祖食べ歩きグルメの豚まんで知られる「江戸清」の高橋伸昌会長(66)は「若いお客さんが増え、食事は食べ歩きで済ませる姿をよく見かける」と語る。店は豚まんやあんまんに加え、秋の紅こがね芋まんや春のサクラあんまんなど季節のメニューを増やしている。
中華街の飲食店などで作る横浜中華街発展会協同組合が今年9月に食べ歩き店舗数を調べると、食べ歩き専門店やレストランに併設する店は、飲食店約240店舗のうち約60店だった。
そんな中、苦境にあるのが一部の老舗中華料理店だ。帝国データバンク横浜支店は9月26日、70年以上の歴史がある「揚州飯店本店」の運営会社が横浜地裁から破産手続きの開始決定を受けたと発表した。5月には「 聘珍樓へいちんろう 」の運営会社が倒産。支店担当者は「コロナ禍後も大人数の宴会、接待などの会食需要は回復していない。食材や人件費の高騰もあり、経営がさらに厳しくなっている」と指摘する。
一方、食べ歩きの流行で、ごみのポイ捨てや、通りに人が滞留する「回遊障害」など新たな課題も出てきた。同組合は、食べ歩き商品を出す店の前にごみ箱を配布したり、通り沿いの道を塞がないようポールの設置を呼びかけたりして対策に乗り出している。
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横浜中華街で食べ歩き盛況、閉店に追い込まれる老舗も…横浜の一大観光地に変化 : 読売新聞 https://share.google/m9WYTdeoklWRKgqMX
引用元: ・【横浜】横浜中華街で食べ歩き盛況、閉店に追い込まれる老舗も…横浜の一大観光地に変化 [ぐれ★]
日本滅びてチャイナ有り
天気良ければ歩き食いがいいわな
昔から食べ歩きは盛況だった気はする