【米政府閉鎖】航空管制官不足で8000便以上が遅延…今後数日も混乱続く見通し

ダフィー米運輸長官は、連邦政府機関の一部が閉鎖された問題により米国内の空港では２５日に２２件の航空管制官不足が報告されたと明らかにした上、向こう数日にわたり管制官不足が続くため、さらなる航空便の遅延や欠航が生じるとの見通しを示した。２６日に放送されたＦＯＸニュースの番組「サンデー・モーニング・フューチャーズ」で語った。

航空便の運航状況を追跡するウェブサイト、フライトアウェアによると、２６日は米東部時間午後１１時（日本時間２７日午後０時）までに国内で８０００件余りの遅延が発生。２５日の遅延は約５３００件だった。

２６日はサウスウエスト航空で４５％相当の２０００便、アメリカン航空は３分の１に当たる１２００便近く、ユナイテッド航空は ７３９便（２４％）、デルタ航空は６１０便（１７％）が遅延した。