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「ムーミン」新作アニメーション映画がアメリカで製作決定!監督・脚本はレベッカ・シュガー、制作は「アンナプルナ」のアニメーション部門が担当。
2025年10月22日15時48分 [株式会社ライツ・アンド・ブランズ]
世界中で愛される「ムーミン」の物語がアメリカでアニメーション映画化。原作者トーベ・ヤンソンの世界を新たな視点で描く。
日本国内における「ムーミン」のライセンスを管理する株式会社ライツ・アンド・ブランズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:伊東久美子、以下「ライツ・アンド・ブランズ」)は、「ムーミン」の著作権を保有するフィンランドのムーミンキャラクターズ社および米国の映画スタジオ「アンナプルナ」が、新作アニメーション映画の製作を開始したことをお知らせいたします。
世界中に広がるムーミンの物語
「ムーミン」はフィンランドの作家トーベ・ヤンソンによって生み出されました。激動の時代のフィンランドで生まれたムーミンの物語は、友情や勇気、自然との共生など普遍的なテーマを描き、世代や国境を超えて広く愛され続けています。
トーベ・ヤンソンの描いたムーミンの小説シリーズは60を超える言語で出版され、コミックスは40カ国で展開されています。近年アメリカでは雑誌『ザ・ニューヨーカー』での特集や、ニューヨーク・ブルックリン公共図書館で展示が開催されるなど、再び注目され始めています。
引用元: ・『ムーミン』新作 ハリウッド映画に… [789920621]
制作陣からのコメント
ムーミンキャラクターズ社CEO ロレフ・クラクストローム
「才能あふれるレベッカ・シュガーさん、そしてアンナプルナとのパートナーシップを通じて、新しい節目となる映画を制作できることを大変嬉しく思います。ムーミンの愛され続ける物語が、素晴らしいチームによってどのように再解釈されるのか、今からとても楽しみです。この作品が、新しいファンには新鮮な発見として、長年のファンには懐かしい再発見として届いていくことを願っています。」
アンナプルナ・アニメーション共同代表 ロバート・ベアード&アンドリュー・ミルスタイン
「トーベ・ヤンソンの普遍的な世界観を映画という形で表現できることを光栄に思います。レベッカとジュリアとともに、この愛すべきキャラクターたち、そしてトーベが作品に込めたユーモアやあたたかさ、枠にとらわれない自由な発想を、新しい観客の皆さんに紹介できることを心待ちにしています。」
アンナプルナについて
2011年にミーガン・エリソンにより設立されたアメリカの映画スタジオ。様々な分野のクリエーターと協業しながら、映画、テレビ、ゲーム、アニメーション、舞台など質の高いオリジナル作品を世に送り出している。2022年に元ディズニー・アニメーション幹部のロバート・ベアードとアンドリュー・ミルスティンによってアナプルナ・アニメーションが設立され、話題作『ニモーナ』『ストレイ』などを手がけている。
レベッカ・シュガーについて
アニメーション作家・脚本家・作曲家。数々の受賞歴を持つ『スティーブン・ユニバース』を手がけ、音楽と物語性を融合させた作品づくりに定評がある。UTA(United Talent Agency)およびFourth Wallに所属。
ムーミンキャラクターズ社について
1950年代にトーベ・ヤンソンおよびその弟ラルス・ヤンソンによって設立され、現在も「ムーミン」に関する著作権を保有する。ムーミンのライセンス管理業務はライツ・アンド・ブランズ社が担当。