その交渉期間はわずか11日だった。
26年連れ添った公明党との「熟年離婚」に続き、永田町関係者を驚かせたこの「スピード結婚」だが、実は「スピード離婚」につながる火種も抱えている。
ジャーナリストの長島重治氏が同床異夢の“偽装結婚”の実態に迫った。
「公明、大変だと思うけど、がんばってください」
「公明、大変だと思うけど、がんばってください」
旧知の知人をただ励ますつもりで送った何げないメールが、この国に新たな連立政権を誕生させるきっかけになった。
10月9日。
日本維新の会の遠藤敬国会対策委員長は、長年にわたって交流があった高市早苗・自民党新総裁に携帯電話のショートメッセージを送った。
まさに公明党が連立離脱を高市氏に通告する前日だった。
遠藤氏は長年にわたって維新の国会対策委員長を歴任してきた。
政党の国会対策委員長は国会日程や審議する法案の順番を各党と交渉する窓口だ。
必然的に与野党に限らず他党との人脈が広がる。
公明党や創価学会にも独自のパイプを持つ。
「公明が連立離脱なんてありえんやろ?」
「公明、今回は本気なんやないか」
そんな胸騒ぎから高市氏を心配してメールを送った。
高市氏とは今年の夏ごろに食事をするなど、連絡を取り合う関係だった。
高市氏にしてみれば維新で唯一、つながりがあるのが遠藤氏だった。
遠藤氏のメールから30分後、高市氏が遠藤氏の携帯を鳴らす。
「メールありがとう。公明が連立離脱なんてありえんやろ? それより維新はどうなん? 私は維新ともうまくやっていきたい」
高市氏は自公を前提に維新にも「ラブコール」を送ってきた。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/ef31a583096259590dfa35dcfb7efed45e17a991
引用元: ・【政治】自維連立、早くもスピード離婚の危機…自民ベテラン「定数削減は維新に協力するふりして…」維新古株「ふたりの青年将校を止めたれや」
維新はいらんよ