https://news.yahoo.co.jp/articles/c83749a040ff7d1386a99e68b2720f4141214a4f?page=4
旧統一教会に関わる2つの大きな裁判が始まります。一つは韓国の教団トップの裁判、もう一つは総理銃撃事件です。山上徹也被告の母親が私たちの取材に応じ、事件を振り返って「私が母親じゃなかったら」と後悔の言葉を口にしました。
(中略)
■母は「私が原因」と後悔口にするも… 事件後 教会への信仰心より強く
山上被告の母親が旧統一教会に入信したきっかけは、「夫の自殺」と山上被告の兄にあたる「長男の難病」だったという。
当時、家族の中で立て続けに起こった不幸に苦しめられていたと話す。
山上被告の母親
「(長男は)命に関わる病気だったから。右目の失明とか、頭の開頭手術とかね。そういうのをしているから、そりゃすごく辛かったですよ。なぜ私の子どもをって。自分の生き方がどうなんだろうって」
そんなとき、近づいてきたのが旧統一教会だったという。母親はその教えを聞いて、なぜ自分の身に悲劇が起こるのか、その理由がはっきりわかったと振り返る。
山上被告の母親
「夫婦の不倫があったり、犯罪があったり、戦争があったり、いろいろするのは、神様から堕落した故に、こうなってきたってことを聞いて納得した。なぜ堕落したのかを、じゃあどうしたらいいかを解き明かしてくださったのが、メシア(=救い主)なんです」
旧統一教会では、メシアつまり救世主が創立者の文鮮明氏であると信じられている。母親が入信を決め、献金を始めた。
(中略)
山上被告の母親
「お金のある人はたくさんすればいいし、ない人は別に少しでもいいけど、私の場合はちょっと考えずに(献金を)やり過ぎてしまった」
しかし、事件が起きたのは「献金だけが原因ではない」とも話した。
山上被告の母親
「あの子の心の本当は多分それじゃないと思います。何と言うか、愛の問題だと思う。家族での愛の問題。申し訳ないと思っていますよ。私が母親じゃなかったら、ここまで追い詰めなかったのになと思いますよ」
母親に山上被告に会いたいかと尋ねると、一言「会いたいです」と口にした。そして、事件の後、旧統一教会への信仰心がより強くなったと話した。
引用元: ・【統一教会問題】山上母「私が母親じゃなかったら…」事件で信仰心はより強く [917589786]
人間失格の山上